築50年以上経つ古い家に入居して1か月。
5年間空き家だったお宅の荷物を処分したり、きれいに改装するのは想像を超える苦労の連続です。
実際におこなった荷物処分と修繕、ゴキブリ、ハチなどの虫対策についてまとめました。
目次
【移住前】空き家バンクの物件の古い家への入居が大変
連日の空き家の片付け…たまに癒しの海…人生長くもこんな時はきっと今しかない…良い思い出と…愛着わく我が家にきっとなる… pic.twitter.com/esubUuqAL3
— ふ ー ち ゃ ん♨️田舎移住1年生 (@fuuchannext) June 24, 2021
前回の記事『山口県光市に田舎移住したメリットとデメリット』でお伝えしたとおり、2021年7月より、総務省の地域おこし協力隊の制度を利用して、田舎暮らしを実現しました。
自治体ごとに対応が異なる空き家バンク制度
古民家(こみんか)って響きいいし、美しい感じさえする。日本各地の数え切れない人たちが、素敵な古民家に住んだり、お店をやっている。再生するのは価値もある。だけど空き家だった古民家は期間が長くなるほど大変。手間も費用もかかる。移住や田舎暮らし希望の人には、そこも含めて決断してほしい!
— ふ〜ちゃん♨️田舎移住応援ブロガー (@fuuchannext) July 31, 2021
住む家については活動地域内で空き家バンクに登録のある物件の中から選びました。
街の不動産会社による一定のサービスの基準とは、まったく違った世界が、空き家バンクにはあります。
運良く改築済の5LDKで海がみえる、お皿などの生活道具は片付け済みの良い物件と巡り合うことができました。
空き家バンクには、シロアリが出たことがない、など登録されるには一定の基準を満たすがあります。
空き家バンク以外の物件だと、調味料、食材などがそのまま放置されているケースも耳にします。
空き家で田舎暮らしをはじめる時はしっかり準備の時間を取りたい
仕事開始から10日経った今も荷物の片付けをしているほど大変です。
まず、お部屋のカビの除去です。
梅雨時期で、山に近く、サッシがしっかりしているため、タンス、食器棚の裏をめくるとカビがありました。
そこで、掃除機で吸い取り➡雑巾で拭き取り➡アルコール除菌➡換気の流れを繰り返し、半月以上行いました。
広島市から通うごとに解消されていき、なんとか入居に間に合わせることができました。
空き家の敷地が広く荷物処分が大変
室内は大きな使える家具以外、片付けていただいていましたが、室外は荷物が残っていました。
ブラウン管時代のテレビ4台、冷蔵庫3つ、灯油ケース20箱、ビールケース15個などなど…
ありがたいことに、敷地が広く倉庫もあるのですが、そこに荷物が残っており、今も残っている荷物を少しずつ撤去している状況です。
家電製品の撤去代の負担であったり、街の賃貸入居では発生しない負担もあります。
移住の引越し対策=荷物を減らし売れるものは売る
大型ゴミ粗大ゴミ廃品の不用品回収業者で安いところ見つけたいからエコノバで見積もりして最安値業者見つけよ🐶
壊れた家具 プリンター 座椅子 電子レンジ 扇風機とかあるし、お兄ちゃんの自転車もあるしゴミ屋敷になる前に片づけたい🌺
リサイクルショップだと売れないし💦https://t.co/yWc1ahGmDg— ルイチャ (@ruicya_nico) November 18, 2022
自身の反省を込めて、引っ越し対策は、移住準備のときからしっかり行うべきだと、お伝えします。
移住の実現がみえてきたら、自宅の荷物整理も少しづつすすめましょう。
スーツなどの衣類は、都会と田舎でずいぶん違ってきますし、暮らしを変えるために地方移住するのに、昔のものばかり残しておいても仕方ありません。
無料の「あげます・譲ります」掲示板ジモティーや不用品回収業者の一括見積もりが無料でできるエコノバが便利です。
1分で登録でき、今お住まいの地域のおすすめ業者がわかります。
引っ越し時の不用品を、一気に処理できます。
引っ越しのコストや手間を下げる方法は、下⇩の記事にまとめています。
田舎暮らしは「想定外」が当たり前、心とお金の準備を
田舎の民家に住む場合は、「いくつか想定外のことがおこるのが当たり前」といった気持ちと、そのお金を準備しておくべきです。
一部の荷物の処理をシルバー人材センターや電気屋に依頼する費用が発生しています。
今後行うリフォームとあわせて、思っていたよりお金がかかるという状況です。
ただ、街のように高額の負担なく、海辺の自然環境の良い一軒家に住めるというぜいたくを実現できる利点があり、田舎移住の大きな魅力です。
それとひきかえに、荷物の撤去やリフォームなどの苦労があります。
車で3時間程度のため、7〜8回自宅から通ってこれらの作業をしてきました。
ただ、遠方からの移住であれば、ここまでの対応は難しく、掃除も終わってません。
残置物の家でしばらく過ごすことになったはずです。
【移住後】古民家に入居1か月でやった虫対策と10個の修繕
虫対策だけでなく田舎暮らしは継続した取り組みが必要
【古民家に入居1か月でやったこと】
・室内や敷地内の残置物運搬
・家電リサイクル処理
・敷地内樹木の伐採
・畳替え
・水栓シャワーホース交換
・鍵交換
・カーテン交換
・エアコン交換
・床のニス塗り
・観葉植物処理→家庭菜園準備田舎暮らしは想定以上の労力とお金が必要&やりがいあります!
— ふ ー ち ゃ ん♨️田舎移住1年生 (@fuuchannext) August 1, 2021
上のツイートで入居1か月でやった修繕をまとめました。
ほかにトイレの臭気ファンや便座の交換もしました。
ぱっと見は「たいしたことない」感じです。
実際素人がやるには手間がかかるし、一部はプロにお任せしました。
街の賃貸マンションと規格が合わなかったり、古民家ならではの知識が必要だったり、てんやわんやでした。
地元の「移住先輩」が一番的確なアドバイスをくれました。
移住先で頼れる人をはやく探すのも大切です。
床へニス塗り DIYで古民家リフォームがスタート
将来は移住希望者向け民泊が目標
床にニスを塗ってる先に民泊をやりたい気持ちがある。
田舎暮らしして3週間。ようやく妻メインでDIYがスタート!お試し住宅がない街なので、移住者向けの民泊を来年開業したい。一人でも移住者を迎えて、僕たちも定住しやすい環境を目指す。来てもらい納得して「人生の大切な選択」をしてもらいたい。 pic.twitter.com/TUrk4DJroy— ふ ー ち ゃ ん♨️田舎移住1年生 (@fuuchannext) July 23, 2021
田舎移住は大変なことも。2週間で「畳の交換」「水栓交換」「カギ交換」「換気ファン交換」をした。まだまだやることがたくさん。だけどマンションにで業者まかせの時とは違う感覚が生まれてきた。愛着っていうのかな。苦労とともにえる感覚こそが 田舎暮らしのやりがい。どちらを選びたいかだと思う! pic.twitter.com/IKRI48vFvW
— ふ ー ち ゃ ん♨️田舎移住1年生 (@fuuchannext) July 14, 2021
DIYは妻が主導で進んでいます。
妻は時間がかかるタイプですが、良い品を選んでくれます。
色や質感に大きなムラがあったリビングの床も⇓の美しいツヤの出る水性ニスでとてもきれいになりました。
色数が多い商品でしっかり色目もあわせてくれました。
5LDKと広いため、時間はかかります。
ただ、地域に移住者を呼びたい思いが強く、そのために民泊をしたいと考えています。
古民家の虫対策に試行錯誤 ハッカ油でゴキブリに効果
ぎゃー!!ってゴキブリを見つけた妻が叫んだ。今夫婦で虫と戦ってる。何匹殺したことか。選んだのは塩とハッカ油。2日間出てこないから効果あったかも。古民家に住む前に 燻煙剤の対策をできなかった後悔もある。田舎暮らしを知らない妻に申し訳ない日々。続いて待つのはハチの対策。いい方法教えて… pic.twitter.com/V4yNjL8UEt
— ふ ー ち ゃ ん♨️田舎移住1年生 (@fuuchannext) August 3, 2021
妻が都会育ちで虫に免疫がなく苦労をさせてしまっています。
移住前にいろいろ説明したのですが「思っていたのとまったく違った」とのこと。。
反省としては、入居前に燻煙剤をたくべきでした。
虫対策で効果があったのが、上のツイートのハッカ油を使ったゴキブリの防除です。
小皿に敷いた塩とハッカ油5~10滴をたらしておくだけ。ゴキブリが来なくなります。
⇩のハッカ油を購入して高い効果がありました。
エタノールと水とあわせて、虫よけスプレーとしても便利です。
古民家に住む時は、模索しながら改装の連続です。
住まいのリフォームやトラブル解決は業者にたよる選択肢も
今回は、田舎移住すぐの修繕や虫対策を紹介しました。
築50年以上の空き家に住むと、自分でできる部分と、水回りや屋根など業者に依頼するべき部分が出てきます。
家主含めてトラブルにならないように、「DIYか業者」かの見極めが、とても大切です。
「頭に残る困りごとを、安く手軽に解決したい」と思う気持ちは皆同じです。
安く良い業者をみつけるには「くらしのマーケット」が便利
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【くらしのマーケットのメリット・デメリット】
■「企業の取り分」がないので料金が安い
■ 事前にネットで料金や評判が分かる
■ スマホで業者の検索や評価をみて選べる
■ 最大10万円の保証がある
■ 大手ほどの安心感がない
私も近所の業者にお世話になりましたが、
■地元業者がみつからなかった時
■地元業者が1社しか見つからなかったときの相見積もり先
■地元の人づてだと断りづらいから自分で探したい
時に非常に便利です。
人手で行うサービスの内容には料金に意外な差があります。
必ず「相見積もり」をとるべきです。
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「常日ごろ頭をくすぶる家のもどかしさ」が解決できるかもしれません。