移住前

古い家の虫対策と引っ越し・空き家の荷物処分【古民家暮らし1か月】

いのしし君
いのしし君
ふーちゃん(@fuuchannext)。素人なのに空き家の荷物処分や家の修繕がんばっとるのう。ツイッターみとるわ。
ふーちゃん熊
ふーちゃん熊
ありがとう。大した苦労にみえないかもだけど、実際はなかなか大変だよ。

築50年以上経つ古い家に入居して1か月。

5年間空き家だったお宅の荷物を処分したり、きれいに改装するのは想像を超える苦労の連続です。

実際におこなった荷物処分と修繕、ゴキブリ、ハチなどの虫対策についてまとめました。

【移住前】空き家バンクの物件の古い家への入居が大変

前回の記事『山口県光市に田舎移住したメリットとデメリット』でお伝えしたとおり、2021年7月より、総務省の地域おこし協力隊の制度を利用して、田舎暮らしを実現しました。

【ひどいは本当?】40代の現役地域おこし協力隊が失敗しない募集の選び方を解説 「移住の島」で有名な山口県周防大島への移住を目指してネックになったのが、移住後の仕事でした。 その課題を解決するために選んだのが...

自治体ごとに対応が異なる空き家バンク制度

住む家については活動地域内で空き家バンクに登録のある物件の中から選びました。

街の不動産会社による一定のサービスの基準とは、まったく違った世界が、空き家バンクにはあります。

運良く改築済の5LDKで海がみえる、お皿などの生活道具は片付け済みの良い物件と巡り合うことができました。

空き家バンクには、シロアリが出たことがない、など登録されるには一定の基準を満たすがあります。

空き家バンク以外の物件だと、調味料、食材などがそのまま放置されているケースも耳にします。

空き家で田舎暮らしをはじめる時はしっかり準備の時間を取りたい

仕事開始から10日経った今も荷物の片付けをしているほど大変です。

まず、お部屋のカビの除去です。

梅雨時期で、山に近く、サッシがしっかりしているため、タンス、食器棚の裏をめくるとカビがありました。

そこで、掃除機で吸い取り➡雑巾で拭き取り➡アルコール除菌➡換気の流れを繰り返し、半月以上行いました。

広島市から通うごとに解消されていき、なんとか入居に間に合わせることができました。

空き家の敷地が広く荷物処分が大変

古い家 虫対策 荷物
古民家 虫対策 荷物処分
室内は大きな使える家具以外、片付けていただいていましたが、室外は荷物が残っていました。

ブラウン管時代のテレビ4台、冷蔵庫3つ、灯油ケース20箱、ビールケース15個などなど…

ありがたいことに、敷地が広く倉庫もあるのですが、そこに荷物が残っており、今も残っている荷物を少しずつ撤去している状況です。

家電製品の撤去代の負担であったり、街の賃貸入居では発生しない負担もあります。

移住の引越し対策=荷物を減らし売れるものは売る

ふーちゃん熊
ふーちゃん熊
引越し費用や手間は段取りで大きく違うんだ。まずは荷物を減らすことが大事だよ。

自身の反省を込めて、引っ越し対策は、移住準備のときからしっかり行うべきだと、お伝えします。

移住の実現がみえてきたら、自宅の荷物整理も少しづつすすめましょう。

スーツなどの衣類は、都会と田舎でずいぶん違ってきますし、暮らしを変えるために地方移住するのに、昔のものばかり残しておいても仕方ありません。

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引っ越しのコストや手間を下げる方法は、下⇩の記事にまとめています。

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田舎暮らしは「想定外」が当たり前、心とお金の準備を

田舎の民家に住む場合は、「いくつか想定外のことがおこるのが当たり前」といった気持ちと、そのお金を準備しておくべきです。

一部の荷物の処理をシルバー人材センターや電気屋に依頼する費用が発生しています。

今後行うリフォームとあわせて、思っていたよりお金がかかるという状況です。

ただ、街のように高額の負担なく、海辺の自然環境の良い一軒家に住めるというぜいたくを実現できる利点があり、田舎移住の大きな魅力です。

それとひきかえに、荷物の撤去やリフォームなどの苦労があります。

車で3時間程度のため、7〜8回自宅から通ってこれらの作業をしてきました。

ただ、遠方からの移住であれば、ここまでの対応は難しく、掃除も終わってません。

残置物の家でしばらく過ごすことになったはずです。

【移住後】古民家に入居1か月でやった虫対策と10個の修繕

虫対策だけでなく田舎暮らしは継続した取り組みが必要


上のツイートで入居1か月でやった修繕をまとめました。

ほかにトイレの臭気ファンや便座の交換もしました。

ぱっと見は「たいしたことない」感じです。

実際素人がやるには手間がかかるし、一部はプロにお任せしました。

街の賃貸マンションと規格が合わなかったり、古民家ならではの知識が必要だったり、てんやわんやでした。

地元の「移住先輩」が一番的確なアドバイスをくれました

移住先で頼れる人をはやく探すのも大切です。

床へニス塗り DIYで古民家リフォームがスタート

将来は移住希望者向け民泊が目標

DIYは妻が主導で進んでいます。

妻は時間がかかるタイプですが、良い品を選んでくれます。

色や質感に大きなムラがあったリビングの床も⇓の美しいツヤの出る水性ニスでとてもきれいになりました。

色数が多い商品でしっかり色目もあわせてくれました。

5LDKと広いため、時間はかかります。

ただ、地域に移住者を呼びたい思いが強く、そのために民泊をしたいと考えています。

古民家の虫対策に試行錯誤 ハッカ油でゴキブリに効果

妻が都会育ちで虫に免疫がなく苦労をさせてしまっています。

移住前にいろいろ説明したのですが「思っていたのとまったく違った」とのこと。。

反省としては、入居前に燻煙剤をたくべきでした。

虫対策で効果があったのが、上のツイートのハッカ油を使ったゴキブリの防除です。

小皿に敷いた塩とハッカ油5~10滴をたらしておくだけ。ゴキブリが来なくなります。

⇩のハッカ油を購入して高い効果がありました。

エタノールと水とあわせて、虫よけスプレーとしても便利です。

古民家に住む時は、模索しながら改装の連続です。

住まいのリフォームやトラブル解決は業者にたよる選択肢も

今回は、田舎移住すぐの修繕や虫対策を紹介しました。

築50年以上の空き家に住むと、自分でできる部分と、水回りや屋根など業者に依頼するべき部分が出てきます。

家主含めてトラブルにならないように、「DIYか業者」かの見極めが、とても大切です。

「頭に残る困りごとを、安く手軽に解決したい」と思う気持ちは皆同じです。

安く良い業者をみつけるには「くらしのマーケット」が便利

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【くらしのマーケットのメリット・デメリット】

■「企業の取り分」がないので料金が安い
■ 事前にネットで料金や評判が分かる
■ スマホで業者の検索や評価をみて選べる
■ 最大10万円の保証がある
■ 大手ほどの安心感がない

私も近所の業者にお世話になりましたが、

■地元業者がみつからなかった時
■地元業者が1社しか見つからなかったときの相見積もり先
■地元の人づてだと断りづらいから自分で探したい

時に非常に便利です。

人手で行うサービスの内容には料金に意外な差があります。

必ず「相見積もり」をとるべきです。

そこで、地元の町以外の近隣の市町村の業者を探すためにも、ブックマークして、「くらしのマーケット」を活用しています。

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