地方移住の問題に、自家用車や引っ越し費用の問題があります。
車を所有していない場合は、初期費用や引っ越し代、古民家に入居する場合は、転居先の荷物まで処分しなくてはなりません。
そこで、心の重荷が軽くなるオトクな情報をまとめました。
目次
- 1 移住の車対策①:カーリースやレンタカーで費用負担を減らす
- 2 移住の車対策②:安く中古車を購入
- 3 移住の車対策③:免許返納で不要となる車をもらう
- 4 移住の車対策④:原付を有効活用する
- 5 移住の車対策⑤:路線バスやコミュニティバスを使う
- 6 移住の車対策⑥:夫婦・家族で同じ職場に通う
- 7 移住の車対策⑦:自動車が貸与または自家用車でできる仕事を探す
- 8 移住の引っ越し対策①:移住前に荷物を減らし売れるものは売る
- 9 移住の引っ越し対策②:引っ越しの方法、積み切りでできれば最適
- 10 移住の引っ越し対策③:引っ越し料金が安い時期、曜日を選ぶ
- 11 移住の引っ越し対策④:業者や時期で大きく料金が違うから一括見積もりで最安を!
- 12 【まとめ】移住の自家用車、引越対策は早めの行動が身を助ける
移住の車対策①:カーリースやレンタカーで費用負担を減らす
【カーリースとレンタカーの比較】
カーリース | レンタカー | |
期間 | 1年単位(最大9〜12年程度) | 時間、数日単位 |
料金 | 毎月定額 | 利用時間、日数にあわせて |
費用 | 初期費用不要 | 利用料金を前払いする |
保険 | 任意保険は自身で加入 | レンタル料金に含む |
維持費 | 契約時に毎月分を定額化 | 不要 |
ナンバープレート | 自家用車と同じ | 「わ」「れ」ではじまる |
カーリースとレンタカーはどちらも車を借りるサービスです。
年単位の契約がメインのカーリースと、数時間から数日の利用がメインのレンタカーの違いがあります。
自家用車でも初期負担なく、新車に乗れるカーリースを選ぶ人が増えています。
移住地を探したり、短期のお試し移住などでは、タイムズレンタカーなどが便利ですし、移住するとなると頭金なしの月額の支払いができるカーリースが現実的です。
定住できる保証がない状況で、新しく車を購入するより、月額の支払いで済むカーリースを選ぶのは賢い選択といえます。
ニコノリは、新車が月々5,500円から乗れる負担金額が安いカーリースで、おすすめできます。
頭金0円で、車検、自動車税、メンテナンス費用などが月々の定額料金に含まれています。
リース期間は1〜9年で、契約満了時には車の所有権を自分のものにできます。
移住すると家族で車が2台必要なケースも多いですが、現所有の1台ともう1台をリースにする選択は負担が少なくなります。
移住の車対策②:安く中古車を購入
安く自動車を手にいれる2つ目の方法は中古車の購入です。
個人で車の売買が可能なジモティーや、全国の車から条件のあった車をさがすことができるガリバーなどの中古車買取サービスも人気です。
都会だと、自動車の見た目も気になりますが、地方や田舎では、「安くて、どれだけしっかり走ってくれるか」が大事です。
田舎だと、人からの紹介でお店に行くと、値段を安くなることも多くあります。
移住先で購入する場合には、まず地域の人に声をかけてみましょう。
移住の車対策③:免許返納で不要となる車をもらう
移住当初は、カーリースや中古車を購入し、移住後に車を譲り受けるのもおすすめです。
田舎では、70〜80歳台前半で免許を返納する人がたくさんいます。
私の近所の移住者も、地域の人から譲り受けた車を大事に使っています。
自動車のほか、使われていない原付や、船、草刈り機、農機具などはもらえる話はよく耳にします。
「○○をさがしてる」と、声をかけておくことが大切です。
移住の車対策④:原付を有効活用する
田舎暮らしは、原付も便利です。車1台原付1台というのも経済的で、そういった家族も多くいます。
地元での移動距離が都会よりは広く長いため、原付が重宝します。
維持費用がほとんどかからないのも魅力です。
移住の車対策⑤:路線バスやコミュニティバスを使う
地方や田舎では、バス路線が意外とあります。
生活に欠かせない路線バスや船の航路は、自治体から赤字補填されているからです。
車に乗れなくなった高齢者の通院、買い物の手段として、自治体が運営するコミュニティバスの運行が増えたことが背景にあります。
幼稚園やデイサービスはお迎えの車がきます。
温泉おたくとして、長年田舎をまわりましたが、バスも電車も走ってない地域は、少ないです。
移住する家を探すときは、路線・コミュニティバスの運行状況も確認しましょう。
移住の車対策⑥:夫婦・家族で同じ職場に通う
田舎移住では、夫婦や家族で同じ仕事をするケースも多くあります。
同じ職場に就職すると、車が1台で済む可能性が高まります。
車の維持費はご存知のとおり、車検、自動車税、ガソリン代と負担になります。
同じ職場で車を1台減らすことができれば、生活費の大きな節約につながります。
移住の車対策⑦:自動車が貸与または自家用車でできる仕事を探す
夫婦で山口県の瀬戸内海に移住しましたが、現在所有する車は1台です。
地域おこし協力隊の仕事で、1台車を自治体から貸与され、夫婦1台ずつの状況です。
なので、不便な限界集落で1台分の費用負担で生活しています。
自宅からの営業、ポスティングなど、自家用車でできる仕事も、車の費用負担を減らしてくれます。
移住の引っ越し対策①:移住前に荷物を減らし売れるものは売る
自身の反省を込めて、引っ越し対策は、移住準備のときからしっかり行うべきだと、お伝えします。
移住の実現がみえてきたら、自宅の荷物整理も少しづつすすめましょう。
スーツなどの衣類は、都会と田舎でずいぶん違ってきますし、暮らしを変えるために地方移住するのに、昔のものばかり残しておいても仕方ありません。
無料の「あげます・譲ります」掲示板ジモティーや不用品回収業者に一括見積もりできるエコノバが便利です。
1分で登録でき、今お住まいの地域のおすすめ業者がわかります。
引っ越しの不用品を一気に処理することができます。
移住の引っ越し対策②:引っ越しの方法、積み切りでできれば最適
地方移住は、引っ越しの距離が長いので、業者選びや手配に工夫が必要です。
退職後であったり移住後も収入が下がるので、慎重にすすめたいところです。
引っ越し料金は、距離とトラックの大きさで、基本、価格が決まってきます。
ふ~ちゃんは、車で2時間半の近距離移住で、古民家の荷物整理で入居前に現地に何度か通う必要がありました。
そこで、引っ越しは2t車の「積みきり契約」にして、価格を5万円台に抑えました。
乗り切らなかった荷物は、後日、自分で運ぶか、エコノバで調べて回収業者に来てもらうか、広島市の処理場に持参するなど、不要な荷物を処理する方法にめどがついていたからです。
単身者であれば、赤帽など軽自動車での引っ越しが安く市内だと2万円台でしたことがあります。
軽自動車でも天井が高くなっているタイプで意外とたくさん荷物が入ります。
独身時代は何度か、軽自動車で引っ越ししていました。
引っ越し会社まかせで、大きい車やおまかせプランで値段が高くならないよう気をつけましょう。
移住の引っ越し対策③:引っ越し料金が安い時期、曜日を選ぶ
引っ越し料金は「時価」でもあります。
時期や曜日によって、大きく料金が異なります。
1年を通じて、引っ越し料金が安いのは12〜1月です。
高いのは3月〜4月上旬で、極端に高くなります。
近年、引っ越し業者の人手不足が深刻なことも引っ越し料金に影響してきています。
曜日については、平日と土日では、大きく変わりません。
土日とつながった3連休の祝日で引っ越ししたい人が多いため、祝日は高い傾向にあります。
移住の引っ越し対策④:業者や時期で大きく料金が違うから一括見積もりで最安を!
人生で8回引っ越しした経験でいうと、引っ越し会社によっても、料金に大きな差があるのが現実です。
そこで必要なのが、相見積もりです。
ただ、移住の場合は、全くわからない地域への引っ越しなので、どこの会社がいいのかあたりがつかないのが普通です。
そこで便利なのが、引っ越しのお手軽な一括見積もりサイトです。
引っ越しの一括見積もりを行う会社は多くありますが、電話番号の登録が必要で、その後、電話がかかって来てこまったという話も聞きます。
そこでおすすめしたいのが、リクルートのSUUMOの一括見積もりです。
上の画像でわかるように、電話番号の登録が任意です。
メールアドレスだけで一括見積もりでき安心です。
なので、自分の引っ越しでも活用していました。
移住候補地までおおよそいくら引っ越し代がかかるか、一度調べて費用を確認してみましょう。
【まとめ】移住の自家用車、引越対策は早めの行動が身を助ける
これまで、地方移住の自家用車や引越対策についてまとめてきました。
見積もりをとってみるとか、費用の概算を把握することで、安心して移住できます。
「移住先が決まって困った」ではなく、早めに予算や方法を把握して、次にとるべき行動を考えましょう。


