温泉

山口の源泉かけ流しの日帰り温泉8選【温泉ソムリエおすすめ】

「温泉おたく」になってはや10年。

山口県のすべての市町村をめぐる中で、多くの日帰り温泉に行く機会がありました。

温泉ファンに人気がありながら、一部入ったことのない未湯の温泉もありますが、実際に入浴した中で、オススメしたい源泉かけ流しの温泉を紹介します。

山口の源泉かけ流し温泉①:湯田温泉山水園翠山の湯(山口市)

山口 源泉かけ流し 日帰り 温泉

山口県トップクラスの源泉かけ流しの日帰り温泉

中国地方有数の温泉街湯田温泉の中でも、
特にオススメしたいのが山水園「翠山(すいざん)の湯」です。

山口市の中心部ながら、山林に囲まれた静かな立地も特徴で、
県内の他の温泉地にない源泉温度の高さが特徴です。

翠山の湯は、3つの異なる源泉を合わせて、41度で配湯されるミックス泉です。

加温、加水なく、湯量豊富かつ鼻をくすぶる硫黄臭と湯の花も漂う源泉かけ流しで、
「ぜいたく」な一言がぴったり!

入浴前後の飲泉やカラン、水風呂も源泉を使用しているこだわりぶり。

中四国の日帰り温泉では、トップクラスの日帰り温泉と言えます。

住所 山口市緑町4-60
電話 083-922-0560
営業時間 10 :00〜22:00 (毎月最終火曜日定休)
入浴料金 大人1,600円 シルバー(満70歳以上)
1,300円 こども(小学生以下)800円
HP http://www.yuda-sansuien.com/hotspring.html

山口の源泉かけ流し温泉②:SOZU温泉(旧雙津峡(そうづきょう)温泉元湯憩の家(岩国市錦町)

山口 源泉かけ流し 日帰り温泉 雙津峡温泉憩の家

豊富な源泉かけ流し量に特徴

広島市の中心部から車で90分ほどで、島根県境に位置します。

清流宇佐川と山に囲まれた「転地効果」抜群の立地と、ヌルツルする湯量豊富なラジウム泉のかけ流しでリラックスできます。

湯口からのかけ流し量の多く、浴槽からあふれ出る湯に床がすべりやすく、こけてしまいそうなほどです。

循環型の浴槽が多くを占める山陽地方において、この浴槽ほど、「かけ流し」を実感できる
場所はそうありません。

飲泉所もあり、ペットボトルで源泉の持ち帰りもできます。

湯上り後は、併設される飲食店でアユ、ヤマメ、イノシシ料理を、おみやげは直売所のあげがおすすめです。

住所 山口県岩国市錦町深川3132
電話 0827-73-0236
営業時間 10 :00〜18:00 (木曜日定休)
入浴料金 700円(大人)400円(子供)
HP https://sozukyo-onsen.com/

山口の源泉かけ流し温泉③:中原温泉(周南市)

あこがれの手づくり温泉、山口県の #中原温泉 の支配人森田さんの78歳の誕生日だった。井戸を掘ってたら出た温泉。儲け度外視の1日1組限定にこだわり15年が経つ。毎年新しい設備を増やし、いつ行っても新しい出会いがある。地域への愛情たっぷりの温泉♨️僕もいつか、愛する地域で温泉に恩返ししたい✨ pic.twitter.com/e2eHG2T3kl

— ふーちゃん♨️温泉おたくのち夫婦移住 (@fuuchannext) July 13, 2020

驚きの1日1組貸切の源泉かけ流し風呂

ここは、驚きの温泉です。

受け入れは1日1組限定で、到着したら、自分でヒノキの浴槽にお湯を埋めてから入湯するぜいたくなお湯。

朝から夕方まで湯っくりくつろぐことができます。

こんなことができるのも、営利目的ではないから。

地元の建設会社を営む会社社長だった森田さんが井戸を掘っていたら、温泉が湧出したため、お客様を受け入れるようになった経緯があります。

もともとこの地域は、茶色に濁る&炭酸成分を含む希少な湯が湧く地域であることから、驚きの温泉が生まれました。

いくら田舎でひなびだ温泉でも、他にお客様がいると気を使いますが、ここは完全貸切で周囲に宅地もないため、心から開放されます。

キッチンや冷蔵庫、ピザ窯、足湯など、サービス精神にあふれた森田さんのもてなしにふれたいものです。

住所 山口県周南市大字金峰中原2753-2
電話 0834-86-2002
営業時間 予約が入った日時
入浴料金 直接ご確認下さい
HP Facebook公式ページ有り

山口の源泉かけ流し温泉④:萩阿武川温泉ふれあい会館(萩市)

萩で一押しの癒やしの湯

山口県を代表する観光地萩市の中心部から、車で20分ほどの山間部にあるのが、
萩阿武川温泉ふれあい会館です。

萩は好きな観光地でよく広島から日帰りや宿泊で通いましたが、
その時立ち寄るのがこの温泉です。

ダムに近く、キャンプ場と併設する立地が、萩中心部と
ガラッと変わって、旅の疲れもリフレッシュできます。

お湯は、アルカリ性単純温泉で、湯口では硫黄のにおいがするヌルツル湯です。

露天風呂の泉質が一番ヌルツルして、湯温が低く気持ち良いので、特にオススメです。

萩中心部にも温泉はありますが、お湯にこだわるあなたなら、一度寄られてみることを
オススメします。

住所 山口県萩市川上4892-1
電話 0838-54-2619
営業時間 10:00〜20:00(要確認:火曜日定休)
入浴料金 大人410円 小学生210円 幼児100円
HP https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=500016

山口の源泉かけ流し温泉⑤:柚木慈生温泉(山口市)

山口 日帰り温泉 柚木慈生温泉

源泉の炭酸泉の飲泉もできる山口の名湯

山口県内の日帰り温泉の中で、「温泉おたく」に1番と言ってよいほど評価が高いのが、柚木(ゆのき)慈生温泉です。

加温加水の源泉かけ流しですが、二酸化炭素などの成分に濃度が高すぎて、「加水しないとお客さんが湯あたりしてしまう」とおっしゃられてました。

入湯すると体が芯からほぐれるため、テレビとかで見かける「フー」という深いため息をついついしてしまいます。

入浴前後にカウンターで、シュワシュワの源泉の飲泉をさせてもらうのが僕の「好物」。

温泉成分の旨みとえぐみと強烈な炭酸は、食いしん坊の温泉おたくには、たまらない一品です。

山口、広島の温泉には、同様の泉質がないため、近所の方にも、県域の方にもともに愛される貴重な温泉です。

午後18時からは、1時間貸切のサービスも開始されています(要予約)。

食事や、宿泊施設もあり「湯治」に訪れる温泉ファンも後を絶ちません。

住所 山口市徳地柚木2178
電話 0835-58-0430
営業時間 10:00〜20:00(毎月5日 18日定休)
入浴料金 大人500円 3歳以上小学生以下200円
HP なし(Facebookページあり)

山口の源泉かけ流し温泉⑥:持世寺温泉上の湯(宇部市)【2022年4月現在コロナ休業中】

山口 源泉かけ流し 日帰り 温泉 上の湯

地元住民に愛される共同浴場的な温泉

親族の住む下関市に行く途中に必ず立ち寄るのが、宇部市の持世寺温泉です。

上の湯と杉の湯の2か所がありますが、はじめての方には、上の湯をオススメします。

1階に公衆浴場、2・3階には温泉センターがありますが、私は、料金の安い公衆浴場しか入湯したことがないため、そちらを案内したいと思います。

浴場は銭湯の雰囲気がただよい、浴槽の中から加温加水なしの、源泉かけ流しの湯が投入されるこだわりです。

浴槽内の湯温も40度前後と最適なのもここの湯が高い評価を得る理由です。

空気に触れるとお湯は鮮度を失うので、好感が持てますし、浴槽の中から単純放射能泉の気持ち良い湯とともに立ちこめる硫黄臭に満足できます。

敷地内には、地元の天然水と国産大豆を使ってつくる名物の豆腐屋さんがあり、その豆腐を手土産するのもオススメです。

住所 宇部市吉見持世寺2925
電話 0836-62-0013
営業時間 8:30〜20:00(水曜定休)
入浴料金 公衆浴場 大人400円 小学生200円 幼児100円
温泉センター 大人1000円 小学生500円 幼児300円
HP なし(宇部市役所HPに紹介あり)

山口の源泉かけ流し温泉⑦:王司温泉(下関市)

山口 源泉かけ流し 日帰り温泉 王司温泉

下関市の街中にたたずむ秘湯

下関市街の住宅地にひっそりたたずむのが王司温泉。地元住民に聞いても知らない人が多く「街中の秘湯」と言えます。

敷地内から無色透明の放射能冷鉱泉が大量に自噴しており、加温浴槽と源泉浴槽の2つの浴槽があります。

山口県西部では、この加温浴槽と源泉浴槽を併設している温泉が多く、古くから源泉を大切に生かして来た文化が根付いていることに、敬意さえ感じます。

放射能泉で、体がほてりやすいため、加温浴槽と源泉浴槽との交互浴を楽しむのが、理にかなっていると感じます。

街中にありながら、静かな立地のため、物音もせず、じっくり入浴を楽しめる機会に恵まれることが多い気がします。

住所   下関市員光町3丁目4-17
電話 083-248-1315
営業時間 14:00〜20:00(毎週火曜・金曜定休)
入浴料金 大人300円 小人150円
HP なし(Facebookページあり)

 

山口の源泉かけ流し温泉⑧:俵山温泉白猿の湯(長門市)

中四国地方を代表する湯治湯

山口有数の観光名所角島や長門市を訪ねた際に、ぜひ寄ってほしいのが、俵山温泉白猿の湯。

古くから湯治で有名な温泉に、2004年に建てられたモダンな建物やレストランが特徴です。

山中の静かな空間と、硫黄臭漂うかけ流し。思わずため息がでてしまうような開放的な気分で入湯を楽しめます。

古い旅館が並ぶ温泉街、空き家活用のレストランやゲストハウス。

地域が誇る温泉にかける想いと、時代を反映した取り組みも感じれ、「温泉の奥深さ」を感じる温泉地です。

かつては、中四国地方を代表する「湯治場」でもあり、老化や病気を抑制する「還元系温泉」として高い評価を受け続けています。

遠い昔は、足元湧出温泉だったそうで、その時代にタイムスリップできないものかと、思ったこともあったり。

公衆浴場の雰囲気の「町の湯」も徒歩1分の距離にあり、「温泉のはしご」もオススメです。

宿泊はこちら⇓

住所 山口県長門市俵山湯町5113
電話 0837-29-0036
営業時間 7:00〜21:00(施設カレンダーによる)
入浴料金 大人850円、小学生620円、乳幼児370円
HP http://tawarayamaonsen.com/onsen.html

温泉についてのコラムが山口新聞に掲載(2022年6月24日)

「温泉から学んだ価値」~温泉の多面的機能の見直し期待~

コロナ禍となり2年以上。温泉ファンとして、つらい日が続きます。

コロナウイルスや原油価格高騰により、休業や営業時間の短縮に追い込まれた温泉施設も少なくありません。

山口県内の大半の温泉は、源泉を加温して営業しており、死活問題です。

温泉の楽しみ方は人それぞれです。

私の場合は、源泉かけ流しの泉質と、田舎の風景が何よりの好物です。

都会で長時間労働の激務に耐えてこれたのも温泉のおかげでした。

残念ながら、山口県内でも年々、源泉かけ流しの温泉が減っています。

温泉には、観光や文化、健康に寄与する側面があります。

欧州では、多くの国や地域で入湯行為に健康保険が適用されています。温泉療養が医療行為として認められています。

私も多くの温泉で、持病を抱え、投薬治療では治癒せず、すがる思いで湯治をする人に会ってきました。

そんな希少な源泉かけ流しの温泉こそ、未来に残すべき、遺産だと考えます。

また、地域の人と語り合いができる銭湯や、小さな温泉も減る一方です。

温浴施設には、地域の交流の場としての機能もあります。温泉の多面的な価値が見直されることを望んでいます。

各地への温泉旅行は、⇓下のJTBで探すのが便利でおすすめです。

広島県の日帰り温泉施設8選【温泉ソムリエおすすめ】泉質を重視する温泉おたくからは、「温泉不毛の地」とまで言われる広島県の温泉。 塩素消毒による塩素臭をはっきり感じる循環型浴槽が大半...
島根の源泉かけ流しの日帰り温泉12選【温泉ソムリエおすすめ】中四国地方の温泉を湯めぐりして、一番よく通ったのが島根県の温泉です。 泉質が豊富で、源泉かけ流しの温泉が多くあること、島根の田園風...
40代・就職氷河期世代の田舎暮らしを仕事・家付きで確実にする方法移住するか1番迷うのが、40代から50代前半です。 就職氷河期世代で、新卒の就活で失敗した人がほとんどで、人生、子育ての苦労やトラ...