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近年の調査では、20代の移住希望者が1番多いと結果に出ています。
ただ、社会人経験も短く、稼ぐちからもなく、どうやったら移住を実現できるか、悩む人が多いと思います。
そこで今回は、移住体験や複業での学びを生かし、20代・30代前半が「移住先の仕事・複業」を選び方を3つのステップで提案します。
この記事をすべて読むと、移住実現のための新しいアクションを起こせます。
目次
- 1 【移住を決める前に】田舎に仕事はあるけど仕事が決まりにくい理由
- 2 20代の学生・会社員の地方移住は急がずじっくり検討したい
- 3 【STEP1】移住に迷ったら将来についてキャリア相談する
- 4 20代・30代によくある移住のパターン
- 5 【STEP2】移住体験の方法①:シェアハウスなどで田舎に滞在する
- 6 移住体験の方法②:短期・長期アルバイトで働く
- 7 【STEP3】20代の移住・田舎暮らしの仕事①:転職して移住する
- 8 20代の移住・田舎暮らしの仕事②:リモートワークで現職のまま移住する
- 9 20代の移住・田舎暮らしの仕事③:副業を育て、移住後は複業で生きる
- 10 20代の移住・田舎暮らしの仕事④:地域おこし協力隊になる
- 11 20代の移住・田舎暮らしの仕事⑤:介護関連、看護師などの田舎で需要の高い職種に転職する
- 12 20代の移住・田舎暮らしの仕事⑥:将来の独立を目指して、飲食業・農業などで経験を積む
- 13 20代の移住・田舎暮らしの仕事⑦:公務員や行政関連の仕事をする
- 14 【まとめ】一つずつ行動・解決することが移住の実現につながる
【移住を決める前に】田舎に仕事はあるけど仕事が決まりにくい理由
高知市が2021年に全国の住民1700人を対象に行ったアンケート結果では、約3割が地方移住に関心があると答えています。
年齢が若くなるほど、移住への関心が高く、20代の関心が一番高いことがわかりました。
田舎移住を経験者しては、「田舎に仕事はある」けど、農業、介護など業種が限られ、都会とは給与の水準が異なるため、
思うような職種、給与にたどり着けない移住者が多い、というのが一般的です。
20代の学生・会社員の地方移住は急がずじっくり検討したい
なので、20代の人から「移住したい」と相談されても、すぐには賛成できません。
移住に向く人もいれば、向かない人もいるからです。
まずは「どういう人生を送りたいのか」じっくり考えることをおすすめします。
本人や家族、友人などからも「移住して地方・地域で活躍してほしいね」と送り出されることが理想的です。
【STEP1】移住に迷ったら将来についてキャリア相談する
キャリアについて頼れる人やプロに相談したい
ポジウィルキャリアは転職先を教えてくれるわけじゃないし、パーソナルトレーナーは筋肉をつけてくれるだけじゃない。
一方的に答えを差し出すのではなく、真髄まで迫って「導いて」くれる。だから辛いこともある。
でも、そんなトレーナー達の本気のおかげで、私は成長できてると実感した1日でした。— りんご🍎キャリアアドバイザー (@RingoSurvives) November 28, 2020
ようやく内定出た😭
ポジウィルキャリアのトレーニング終わってから2ヶ月も経ってしまったけど、トレーニングで自分がどうありたいのかを認識できたからこそ、トレーナーさんの元を離れても粘り強く転職活動に取り組めたと思う@shota_tomoi 本当にありがとうございました!!— つちや (@tsuchiya33333) April 28, 2021
なんとなく「移住したいなと思っている人」は、一度自分のキャリアについて、相談してみることをおすすめします。
メンター的な人や、会社以外で頼りになる人でもいいですし、人生で大切な選択なので、プロに相談するのもいいと思います。
POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)は、転職支援ではなく、20代・30代を対象にしたキャリアのパーソナルトレーニングサービスです。
採用通過率1%の難関を突破した優秀なキャリアトレーナーが相談にのってくれます。
後悔しない人生のために、ひとりひとりに合ったキャリアを一緒につくってくれると評判です。
Twitterでもよくみかけるようになってきました。
無料相談があるので、ぜひ一度試して、そこで移住が自分にふさわしい選択か、考えてから移住を検討しても遅くありません。
20代・30代によくある移住のパターン
20代で移住する人の主なパターンとしては以下があります。
■旅行して気に入った場所に住みたい
■結婚相手・恋人の地元を訪れて気に入った
■親戚がいる地域に住むことにした
■寂れていく故郷を盛り上げるためにUターンした
いずれの場合も、急がず、地域・家・仕事としっかり時間をかけて検討することが大切です。
【STEP2】移住体験の方法①:シェアハウスなどで田舎に滞在する
【田舎を知る・体験する方法】
田舎宿泊体験 | |
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田舎を長期旅行する | カーリースなどで田舎を旅する。好きな場所をみつける。 |
田舎に滞在する | シェアハウスなど移住者が経営もしくは移住者が集まる場所で 移住の知識をつける。 |
合宿で自動車免許取得 | 3週間程度、田舎に住みながら運転免許を取得する。 |
まずは、田舎にふれることが大切です。
田舎に宿泊体験するにはSTAY JAPANがおすすめです。
個性的な宿を楽しみつつ、田舎を楽しむことができます。
田舎に1か月以上の長期滞在したい人も多いと思いますが、費用がネックになります。
レンタカーや各地のコインパーキングから直接、便利に乗れるカーシェアを探して、交通費や宿泊費を節約したいところです。
おすすめは、レンタカーとカーシェアともに全国のコインパーキングでサービスのあるタイムズカーレンタルです。
滞在は移住者や移住希望者と出会えるシェアハウスを探してみましょう。
自動車免許をまだとってないひとは、合宿免許受付センターで興味のある地域の自動車学校で免許をとるのも良い田舎体験の方法です。

移住体験の方法②:短期・長期アルバイトで働く
リゾートバイトで収入を確保しながら田舎暮らしを体験
海、山、温泉地、離島、スキー場など各地のリゾート地に住み込みで働き、収入を確保しながら、移住体験ができます。
カーリースで安く車を確保しておけば、休日に移住地探しをしたり、地域のイベントに参加して住民とふれあったり、移住の適正を確かめることができます。
リゾートバイトのリゾバ.comでは、基本、住居、食費、光熱費がかかりません。
全国800か所以上から、接客、清掃、イベントスタッフをはじめ多種多様な職種や場所、期間を選んで働けます。
貯金して移住費用にもまわすことができます。
仕事付きの移住実現の手段にもなります。
遠回りのようで、意外と移住実現の近道に思えます。
【STEP3】20代の移住・田舎暮らしの仕事①:転職して移住する
都会で仕事中の人、もしくは仕事が大変で辞めてしまった人が、新規一転、地方・田舎で働きたいと願う人も多いでしょう。
地方での仕事探しでよく登場するのが、ハローワークですが、経験上、おすすめすることができません。
無料で求人を募集できるうえ、良い会社と悪い会社の区別がつかないからです。
経験上、地方ではブラック企業の割合も高いのが現実です。
1番のおすすめは転職エージェントです。
大手エージェントは、拠点がない場合でも、地方や田舎にも、案件や求人情報を持っています。
転職エージェントだけに企業が依頼する非公開求人もたくさんあるので、登録だけでも、するべきです。
私自身、転職エージェントを活用して、広島・山口県への転職を実現した経験があります。
企業間との細かい就業規則などの確認したい事もメールなどで簡単に聞け、年収の交渉まで行ってくれます。
「活用して良かった」と強く実感しました。
地方移住となると下の表のリクルートエージェント、DODA
をはじめとする大手転職エージェントがあります。
地方で求人案件の多さならリクナビNEXTです。
20代専門のマイナビの転職スカウトサイトマイナビジョブ20’sスカウトも登録して待つだけなので、やっておく価値があります。
高齢化で売り手市場なのが、工場での製造業の仕事です。
田舎の経済は製造業が支える地域が多くあります。
人手不足から時給や月給も上がっています。
寮や社宅完備の物件であれば、家の心配もなく移住できます。
コウジョウ転職は、地方の製造業に強いサイトです。
⇑上のどれか色字をクリックして、移住後の仕事を探してみましょう。
仕事さえあれば、移住は実現できます。

20代の移住・田舎暮らしの仕事②:リモートワークで現職のまま移住する
【限界集落で仕事して解消されたこと】
・人ごみ
・睡眠不足
・過重労働ストレス
・嫌いな人と働く
・他人の負の感情がうずまくオフィス
・残業
・通勤時間
・ノルマに追われる
・着たくないスーツを着る
・上司に監視される
・仕事中に自然と休憩でリフレッシュお金で得られないメリットが沢山!
— ふ〜ちゃん♨️田舎移住応援ブロガー (@fuuchannext) April 5, 2022
リスクを少なく移住するなら、今の会社で、地方の支店などに異動させてもらうことです。
国もリモートワークによる移住を推進しており、補助金が支給されます。
東京圏からの移住では「移住就業支援金」の制度で、単身60万円、2人以上の世帯で100万円が支給される可能性があります。
2021年からは、テレワークで今の仕事を続けつつ地方に移住した方々や関係人口の要件を満たした人も対象となっています。
空き家バンクに登録された物件に移住する場合は、自治体ごとに「空き家改修補助金」などもあります。
20代の移住・田舎暮らしの仕事③:副業を育て、移住後は複業で生きる
田舎では、1つの仕事で生計を立てる人は少なく、複数の仕事を組み合わせる複業で生活する人が多数派です。
私自身、ブログやWEBライターとして、収入の柱を育てている段階です。
移住前から、自分でできそうな副業にチャレンジして、収入を確保した状態で移住するのがおすすめです。
収入が安定すると、リモートワークしながら、移住先を探すこともできますし、再移住もしやすくなります。
では、ここから、リモートワークでも稼げる仕事を5つ紹介します。
仕事の内容から必要なスキルまで、ひとつずつ丁寧に解説していきます。
おすすめの複業① Webライティング
【Webライティングにおすすめのオンラインスクール】
WritingHacks | 高単価で仕事が取れるライターを目指す講座。動画や添削を含めて指導があり、オンラインで完結。無期限に質問もでき、競合のスクールと比べて値段も安い。69,800円 |
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あなたのライターキャリア講座 | 編集プロダクションが運営。取材の現場で得たノウハウを詰め込んだカリキュラムや添削指導が好評。セルフコース49,800円スタンダードコース99,800円(料金は2022年5月現在) |
今日からはじめられる複業が、Webライティングです。
音声入力でも文章が書けて、AIの校正力も年々アップしており、ハードルは低くなる一方です。
ホームページへの文章を書くWebライターは多く求められ、その多くが在宅ワークや副業のWebライターが、クラウドワークスなどのプラットフォームから受注しています。
まずは、上⇑の表で紹介したWritingHacks、あなたのキャリアライター講座などのスクールでしっかり学び、ライティング技術をつけて案件獲得を目指していきましょう。

おすすめの複業② オンライン事務(秘書)
【おすすめのオンライン事務】
オンラインアシスタント「フジ子さん」 | PCを使った事務経験がある方ならどなたでも応募可能。時給1,000円以上。フリーランススタートの方が、スキルを伸ばせる環境を準備。 |
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オンライン事務も、すぐチャレンジできます。
コロナ禍でWordやエクセルが使えたら、就業できる環境も増えてきました。
オンラインアシスタント「フジ子さん」でスタートする女性が多くいます。
おすすめの複業③ ブロガー・ブログ運営
ブログ運営も選択肢としてはありますが、収益化までは時間が必要です。
■月5000円以上収益化するのに半年以上の期間がかかる(勝負は2年目以降)
■低予算で始めれることからブロガーが過剰な状態
そのため、
■収益化しやすいジャンル選定
■アフィリエイト商品の洗い出し
■サイト設計
に十分な時間をかける必要があります。
収益化できず、やめる人が多いのも現実です。
オンラインスクールでしっかり学ぶことをおすすめします。
【ブログが学べるオンラインスクール】
Withマーケ | Webマーケの広範な範囲をカバー。月額制で動画や記事・サイト添削などのサービスも充実。 | 入会金34,800円・月額4,980円 |
Writing Hucks | Web・SEOライディングスクール。80本の動画視聴に3回の記事添削がつく。 | 69,800円 |
atus(ええタス)![]() | 通学・オンライン選択できるアフィリエイト専門のスクール。 | 月額14,300円 |

おすすめの複業④ プログラミングスクール
【おすすめのプログラミングスクール】
Skill Hacks | 動画学習と無制限のLINEサポート付きで69,800円。初心者でも学びやすいプログラミング言語で高度なWebアプリケーション開発が学べる。 |
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将来的に、高い収入で安定させたい場合、プログラミングのスキルをつけたいと考える人が多くいます。
高い収入が望める一方で、オンラインスクールの必要な費用が25〜50万円など高いものがおおく、手を出しにくくもあります。
Skill Hacksは、動画学習と無制限のサポート付きで69,800円です。
受講期間に制限がなく、質問もLINEで無制限に対応してもらえるので、おすすめできるスクールです。
初心者でも学びやすいプログラミング言語といわれるRubyを用いて、Webアプリケーション開発を学ぶ講座です。
おすすめの複業⑤ Webデザイン
Webデザイナーは、Webに関するあらゆるものをデザイン、または、Webサイトの設計に携わります。
スキルや実績があれば、田舎でも都会と変わらずに働けます。
海・山・川など自然豊かな環境で働くのは、発想力が必要なWebデザイナーには大きなメリットです。
ココナラ、クラウドワークス
などのスキルシェアから仕事の需要をさがしてみることをおすすめします。
おすすめの複業⑥ 広告運用
Google検索したときにトップ記事の上に出る広告の運用をするなどのスキルをつけて、移住後もオンラインで仕事をする方法です。
デジプロ、TechAcademy
などがあります。
ネックは講座費用が高い点です。
興味があれば、オンラインで無料説明・体験会をやってますので、受講をおすすめします。
20代の移住・田舎暮らしの仕事④:地域おこし協力隊になる
新卒で地域おこし協力隊をおすすめしない理由
地域おこし協力隊って名前がじゃましてる。実際、地域おこししたい気持ちが弱くてもいい。定住したい気持ちがあれば大丈夫。特別なスキルも必要がない。複業も可能。定住のための時間確保も理解してもらえる。地域おこししたい人より、定住のために活用すべき制度というのが実感。募集の選び方が大事。
— ふ〜ちゃん♨️田舎移住応援ブロガー (@fuuchannext) January 12, 2022
僕が、移住に活用した地域おこし協力隊も年々若い希望者が増えています。
なかには、新卒で地域おこし協力隊に着任する人もいます。
何らかの社会人経験を積んだ後に、地域おこし協力隊になることをおすすめします。
民間企業未経験で、隊員任期後に、一般就職するのは面接で苦労するのが目にみえます。
地域おこし協力隊は、田舎・過疎地域への定住を促進させるためにできた制度です。
定住はもちろん義務ではなく、3年の任期を終え、定住できる人のほうが少ない実態も現実です。
ただ、地域住民や自治体は、制度を理解しているので、当然定住を望まれます。
定住の意思が弱いと、それだけで、人間関係を築くのが難しくなります。
僕も20代の時は、東京で働き、休暇には海外や沖縄にばかり目が向いていました。
20代半ばまでで、縁もゆかりのない場所に定住の強い意思があれば話は別です。
地域と人間関係を構築する人間力も必要で定住も希望される
地域おこし協力隊にはミッションよりも大事なことがある。
地域の人と良い関係をつくったり、生き生きできる環境づくりをしたり。
着任直後はミッションよりもそちらのほうが大事。
「目指す」よりも「過ごす」ことを主眼におくのが現実的だと思う。#地域おこし協力隊— ふ〜ちゃん♨️田舎移住応援ブロガー (@fuuchannext) April 21, 2022
さらに「地域おこし協力隊」は、自治体と地域の間に立つのが通常です。
いろんな人の特徴や背景、立場を理解しながら、言葉を選んで、コミュニケーションを取る必要があります。
学生時代のアルバイトでは不十分で、社会人としての経験が必要です。
ただ、田舎で稼ぐスキルがない場合、移住の手段として地域おこし協力隊は有力な選択肢です。
応募要件として、「都会から田舎へ」が前提となります。
長期のリゾートバイトやお試し移住の場合も、住民票はなるべく移さないで都会においておきましょう。

20代の移住・田舎暮らしの仕事⑤:介護関連、看護師などの田舎で需要の高い職種に転職する
田舎で求人が多いのが、介護、看護師、薬剤師などの職種です。
移住前に、これらの仕事についてる場合、その業界の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
ハローワークにも掲載がない優良な非公開求人を案件として持っているからです。
多くの転職エージェントがありますが、案件数が全国トップクラスで、各地に拠点を持っているマイナビエージェントがおすすめです。
まずは、安定した仕事について、じっくり時間をかけて、「働き方を考える」「やりたいことをさがす」のもありです。
20代の移住・田舎暮らしの仕事⑥:将来の独立を目指して、飲食業・農業などで経験を積む
田舎移住で、移住者が選ぶ仕事として多いのが、飲食業や農業です。
しかし、移住人気地などでは、飲食店がすでに過剰になっているところが多いのが実情です。
将来は人口も減っていく一方です。十分なリサーチが必要です。
農業・漁業も「食べていくのが大変」という声を移住後もよく聞きます。
一方で、自伐型林業などは、エネルギー問題もあり、注目されています。
森林組合などで経験を積み、小規模低投資、兼業も可能です。
森林組合などで就職して働く方法などが一般的です。
20代の移住・田舎暮らしの仕事⑦:公務員や行政関連の仕事をする
田舎で安定した仕事といえば、やはり公務員です。
20代であれば応募できる自治体が多いと思います。
また、UJIターンの枠を設けている自治体もあります。
そのほか、自治体が年度更新で採用する「会計年度任用職員」の募集や、施設の管理など指定管理者の仕事などを探す方法もあります。
田舎は若い世代が不足しているので、仕事は意外にたくさんあります。
若い力を必要としています。
【まとめ】一つずつ行動・解決することが移住の実現につながる
移住するかしないかの決断や、移住先の視察、仕事・複業につながる情報を紹介しました。
移住準備から実現には1~3年程度かかるのが一般的です。
今できることから、コツコツ一つづつ、取り組んでみましょう。
■キャリア相談 ➡ POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)
■オンラインスキル ➡ Withマーケ
■合宿免許 ➡ 合宿免許受付センター
■リゾートバイト ➡ リゾバ.com


