ブラック企業を退職して1年。
地域おこし協力隊としての田舎移住には、失敗談やトラブルがたくさんあります。
今回は、田舎暮らしを目指す皆様に「こんな無茶はやめとけ」というエピソード7つと、トラブルを未然に防ぐ対策を紹介します。
目次
ブログ運営をはじめた苦労 操作がわからず歯ぐきから出血
2021年1月でサラリーマンを辞めると同時に、独学でwordpressブログを立ち上げました。
Google検索やYoutubeなどを繰り返し、サイトをつくる日々。
ある日、いろんな操作がわからず悩んでいると、歯ぐきが痛くなり、口元が赤くなって出血してしまいました。
悩むあまり奥歯をかみ続けすぎて、歯茎が悲鳴を上げてしまいました。
離島のお試し移住は寒さでしんどくつらいので眠れない日々
2021年2月にお試し移住した、山口県の周防大島の通称は「瀬戸内のハワイ」。
離島といえば、とにかく暖かいイメージでしたが、見事に裏切られました。
海上にあるので、冬は風がとても強く、気温も本州よりずいぶん下がります。
写真のように雪が舞う日も多く、川のそばで地温が下がる古民家は激寒で日本海側に行った心地でした。
畳の上に敷きふとんを2枚重ねて、エアコンとヒーターをつけて寝ても、寒さで夜中に目が冷めました。
人生で一番寒い冬。
今となってはいい思い出です。
山口県に田舎移住前のつらい「2重の引っ越し」の苦労
引っ越し前の1か月は、移住先の古民家や倉庫の荷物の廃棄と、自宅マンションの「2重の引っ越し準備」で、1日おきに、車で片道2時間半往復しました。
5年間空き家だったお宅の荷物や敷地の整理は『古民家の虫対策と引越し・空き家の荷物処分』で詳しく書きました。
そこで書かなかった失敗は、引っ越しの段取りです。
実は、節約しようと、引っ越しの車のサイズを2トンショートにして、あとは自家用車で古民家にちょこちょこ運んでいました。
だけど、引っ越し日に、なんと荷物が車に乗り切らず。。
残った荷物は、近所の実家にタクシーで持っていく始末。
移住先に、到着したのは夜の10時。
翌日は朝8時に出勤して、仕事初め。
疲労と不機嫌は、マスクのなかの表情で隠してごまかしました。
引っ越しはSUUMOの無料一括見積もりがおすすめ
移住に伴う引っ越しは、長距離で、人手不足から代金も高額化かつ変動が激しくなっているため、早めに準備、検討する必要があります。
まず、行いたいのは、インターネットで複数の業者の見積もりがとれる一括見積です。
注意点として、ほとんどの会社が電話番号の登録が必要で、一度登録すると、営業電話がかかってきます。
その点、リクルートの『SUUMO』は、下の画像のように、電話番号の登録が任意で必要なく、メールだけで済みます。
おおよその引っ越し費用を把握するために、一度、移住候補地の無料見積もりをとってみましょう。
自分も過去の引っ越しで何回も利用しました。
移住候補地までいくら引っ越し代がかかるか、一度費用を調べてみましょう。
⇩30秒で情報入力できます。
1番安い引っ越し会社がみつかる
移住の引越しや自家用車のノウハウについては🔽の記事でまとめています。
家庭菜園の立ち上げに苦労!5年放置の80鉢と木棚を撤去
ついにここまで来た。観葉植物80鉢撤去→棚の撤去→草をひく→植物を捨て鉢をゴミ出し→大量の石ひろい→ハウスのメンテ→落ち葉と腐葉土の持ち込み&即席のたい肥作成←今ココ。自宅の修繕や残置物撤去と並行で大変でした。苦労の分だけ、少しうれしい感情も。妻と作業で新しい夫婦関係も築けてます。 pic.twitter.com/VnQQeDICiM
— ふ〜ちゃん♨️田舎移住応援ブロガー (@fuuchannext) August 22, 2021
古民家のハチ対策の無理で手首がTFCC損傷して全治3か月
きれいにしたけど、穴蜂という土をほって卵を産み付ける新たな蜂が登場。幸い人間には危害を加えないとのことで、共存?しながら作業数日。妻が作業ができないままので、ブルーシートをかけて様子をみてます。教えてくれた蜂駆除業者さん。手配してくれた世話人さんに感謝です。
— ふ〜ちゃん♨️田舎移住応援ブロガー (@fuuchannext) August 7, 2021
「もう、ブンブン、ハチの音がこわくて車の場所に近寄れない」。
せっかくきれいにした家庭菜園の場所に、毎朝、ハチが寄ってきて、妻がひどく困っていました。
集落の人に「竹や木が密集しているから伐採したほうがよい」と聞きます。
妻が「田舎がいやになったら困る」ので、さびた切れないノコギリで、力づくで30本切りました。
その翌日から、右手首の外側がひどく痛みます。
病院に行くと「TFCC損傷」というじん帯の損傷と診断されました。
全治まで3か月かかりました。
「きちんと手入れした道具を使う。無理をしない」という田舎暮らしの教訓をひとつもらいました。
古民家が台風の「ゲリラ豪雨」で洪水のトラブル!原因は空き家の排水のつまり
大雨で自宅浸水中…排水作業します。 pic.twitter.com/MX26XLTSxu
— ふ〜ちゃん♨️田舎移住応援ブロガー (@fuuchannext) August 14, 2021
移住して1か月後のお盆のことです。
台風がきて大雨におそわれました。
地球温暖化で、「ゲリラ豪雨」と呼ばれる今、夏の雨の降り方は半端ないです。
一晩寝て起きて外にでてみると、「しゃれにならん!」。
自宅をとりまく水路が、床下ちかくまで浸水。。
家主様からお借りしたばかりなのに、家を傷めてしまってはいけないと、バケツで必死に水をかきだしました。
雨が落ち着いて調べると、空き家の間に排水が土砂で詰まっていたのが原因。。
田舎は甘くありません。
いろんなことがあります。
コロナで地域おこし協力隊活動制限中に寒い部屋でパソコンに張りつき40肩に
もう春ですね。ご無沙汰してます。
肩を痛めてしばらく投稿を休みましたが、回復してきたのでツイート再開します。 田舎移住の方法について出版したKindle本⇧、たくさんのフォロワーさんに読んでいただき、本当にありがとうございました。 移住&複業ブログも、今後ともよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/hcUaapLfbN — ふ〜ちゃん♨️田舎移住応援ブロガー (@fuuchannext) March 10, 2022
もちろん?人生ではじめての40肩です。
根気よくリハビリしてますが、なかなか完治しません。
家庭菜園のための開墾など、うまくいかないことと付き合いながらの日々です。
そのうまくいかないことをどこか楽しみ、笑い話とブログのネタが一つ増えたと思って過ごしています。
田舎暮らしのトラブル解決は業者にたよる選択肢も
今回は、限界集落の田舎暮らしでの失敗談を紹介しました。
近所の人に教わりながら、解決できるトラブルもあれば、プロ(業者)にまかせるべき
トラブルもあり、しっかり見極めることが大切と学びました。
「頭に残る困りごとを、安く手軽に解決したい」と思う気持ちは皆同じです。
安く良い業者をみつけるには「くらしのマーケット」が便利
「くらしのマーケット」は、家庭で発生するあらゆる困りごとを解決する専門業者を紹介するプラットフォームです。
リフォーム/ハウスクリーニング/不用品回収/引越し/剪定・造園/害虫・害獣駆除/鍵と防犯サービス/リフォーム/エンターテイメント/整体・マッサージ/ペットサービス/家電の取り付け・設定/家具の修理・組み立て/オフィス・店舗向けサービス/水道修理・メンテナンス/自動車関連サービス/その他
あらゆる自宅の困りごとを「助っ人」をスマートフォンやパソコンで探せます。
全国の約5万件もの登録があり、個人事業主が作業に伺います。
【くらしのマーケットのメリット・デメリット】
■「企業の取り分」がないので料金が安い
■ 事前にネットで料金や評判が分かる
■ スマホで業者の検索や評価をみて選べる
■ 最大10万円の保証がある
■ 大手ほどの安心感がない
私も近所の個人事業主にお世話になりましたが、
■地元業者がみつからなかった時
■地元業者が1社しか見つからなかったときの相見積もり先
■地元の人づてだと断りづらいから自分で探したい
時に非常に便利です。
人手で行うサービスの内容には料金に意外な差があります。
必ず「相見積もり」をとるべきです。
そこで、地元の町以外の近隣の市町村の業者を探すためにも、ブックマークして、「くらしのマーケット」を活用しています。
「常日ごろ頭をくすぶる家のもどかしさ」ことが解決できるかもしれません。
田舎移住でトラブルを未然に防ぐ方法と対策
今回は、山口の限界集落に移住した失敗談を中心に紹介しました。
田舎移住は、正直、トラブルはつきものの部分もあります。
大切なのは、思い通りにならないことを楽しむ心のゆとりと、未然にトラブルを防ぐ準備と対策をすることです。
移住前にしておくべきことをまとめます。
【田舎移住でトラブルを防ぐ方法】
■ 現地を数回訪問して生活環境をチェックする
■ お試し移住する
■ 地域性の把握(よそ者を歓迎するかしないか)
■ 自治会長など地域のキーパーソンとの面会
■ 現地の移住者に直接話を聞く
地方移住で大切なのが、移住地の選定です。
定住を実現するには、様々な角度から最適な場所を探す必要があります。
私もつらい思いもしましたが、それを集落の人に笑い話にできるほど、今の田舎暮らしに満足できています。
移住はあくまで手段であって目的ではありません。
今都会で皆さんが思い描いている田舎暮らしを最大限実現するには、どんな場所や家、仕事がいいのか、このブログをじっくり読めばわかっていただけるはずです。