「仕事を辞めたいけど本当に大丈夫かな」
「今の働き方でこの先後悔しない?」
コロナ禍やリモートワークの普及で、人生を見直し、地方や田舎での生活を選ぶ人がふえています。
大手・優良企業に所属しながら、副業や社会貢献活動に力を入れ、生き生き活動する人もよく見かける昨今。
今の仕事や生活に満足できておらず、仕事を辞めたいと考える読者の人に参考になる考え方や選択肢を解説します。
後半、おすすめの仕事・副業・転職先も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
目次
仕事辞めても「なんとかなる」状況とは
引用先:リクルート「転職や価値観等に関する実態調査2022」
リクルートの「転職や価値観等に関する実態調査2022」では、40代の49%、50代の39%が転職、退職の意向があるという結果が出ています。
コロナ禍や日本経済の先行きの厳しさから「仕事を辞めたい」「働き方を変えたい」という考え方が普通となっています。
どの年代でも「転職先が決まる前に前職を退職した」人が4割を占めている一方で、実際にキャリアチェンジを実現できる人の割合は1割程度との調査結果もあります。
「何とかなる、ならない」は個人の感覚、基準によるところが大きいです。
本記事では、
●最低半年以上は生活できる貯金がある ●健康の不安がおおよそない ●家族の反対がない
ことを最低限の「何とかなる状況」とし、記事をまとめます。
これで仕事を辞めたらいけないNG行動4選⇐疲れた時要注意!
これまでに、仕事を4回辞めた経験から、退職するとしても「これをしてはいけないNG行動」を紹介します。
2-1.勢いで退職して無職になる
仕事の退職理由の3割が人間関係です。
そこにブラック労働で給与の低さもつくと、「もう辞めてやる!!」と勢いで退職して無職になるのは避けるべきです。
あなたが「将来の負け組」になって、本当に困ってしまいます。
つらいですが、次の仕事のめどをつけて辞める必要があります。
2-2.必要な貯金が準備できていないのに辞める
私自身4回退職し、そのうち3回は転職先が決まってない状況でした。
自己都合の失業保険は、2か月の待機期間が必要で、支給されても直近でもらっていた給与の6割程度です。
アルバイトや副業でつないでも、制度上、前職の給与には追いつけず、全額自己負担の健康保険や国民年金の支払いがやってきます。
次の仕事が決まらない状況では、最低半年、できれば1年以上生活できる貯金が必要です。
2-3.家族に説明せずに辞める(特に独身者)
仕事を辞めることを決意したら、必ず家族・両親に報告しましょう。
仕事を辞めたら、家族は心配するし、必ず何らかの迷惑をかけることになるからです。
事前に断りを入れ、理解してもらえなくても、説明はしておくべきです。
そして万が一、仕事が決まらずお金に困る事態になれば、多くの両親は助けてくれるはずです。
独身で利息のあるところから借りるくらいなら、親から借りるべきです。
2-4.職場ともめたり心が折れて退職する
40代・50代になって、職場ともめてやめる人は、この先ほかの組織で働いても、うまくいかない可能性が高いです。
どんな理由があれど、円満に退社するのが当たり前な年齢です。
我慢してでも、そうすることが、先の長い人生のどこかで、必ず役に立ってくれます。
私のように人間関係が特に大事な田舎で生活すると、特にそれを実感します。
心が折れないように、自分をコントロールすることも大切です。
40代・50代男性が陥りがちな仕事・人生への「負の思考スパイラル」
3-1.「もっと若かったら」「家族がいるから」と否定的に
40代・50代で仕事ばかりしていると、なかなか人生を変えることはできません。
今の仕事を続けるより良い選択肢がみつからず、「もっと若かったら」「家族の生活があるから」「転職に失敗したらいけない」と自分にストップをかけて、我慢してしまう人が大半です。
ですが、あなたの思う以上に世の中は変わっています。
終身雇用は崩壊し、学歴よりも「Chatgpt」のようなAIツールを使い、分析・活用できるスキルが重視されるWeb3.0の時代です。
そのため、子どもを大学に行かせて、学歴を保証してやる必要性は急激になくなりつつあります。
「定年後にやりたいことをやる」と自分を納得させる人も多いですが、体力が衰えきった60~70歳では、余った時間を趣味程度に費やすことしかできないでしょう。
今が1番若く、チャレンジできるときなのです。
3-2. 「自分には無理」とリスクばかりを考えてしまう
40代後半から50代前半は、「就職氷河期」「団塊ジュニア世代」で、競争が激しく、進学や就活で「敗れた人」が大半といってもいい時代です。
失敗体験が忘れられず、精神に残っています。
そこにとらわれて、「僕には・私には無理」とリスクを避ける男性・女性が多くなっています。
ただ現在は、人生100年時代。
まだ折り返し点の前後です。
一生後悔しないよう、限界を決めず、チャレンジしたい気持ちを温めて、人生を変えていくべきではないでしょうか。
3-3.小さくコツコツと新しいチャレンジをはじめることが大事
私は、田舎に生活の場を移しましたが、あくまで「手段」としてです。
「組織の歯車ではなく、人間味のある環境で自分らしく仕事をし、生活を送りたい」のが目的でした。
その実現のため、都会にいる時から、将来田舎で複業で生活できるように、Webライター・ブロガーとして活動をはじめました。
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4-1. 地域おこし協力隊の仕事がみつかった
夫婦で田舎に引っ越すには、旦那の転職先がなくては妻の賛成が得られません。
そこで、活用したのが、総務省の地域おこし協力隊の制度です。
給料は会社員時代より減りますが、家賃無料、車1台付きで、基本3年間地域で仕事・活動をしながら、定住をめざす制度です。
この制度を活用して、本当によかったと実感しています。
4-2.限界集落だが街が近く工業地帯で求人も十分
山口県の瀬戸内海がきれいな限界集落ですが、車で5分も走れば市街地で、スーパーや病院が近くに複数あります。
東西に工業地帯が連なり、求人が十分あるため、将来も健康であれば、仕事を得られると判断できました。
4-3.人として何をしたいか&複業で生きる覚悟が決まる
都会のブラック企業で長時間労働を続け、メンタルも病み、本気で生き方を変えようと誓いました。
デスクワーク+体を動かす複業で、長く現役として健康に働きたい気持ちが固まったことも大きかったです。
近くでみていた妻も女性として、人生を前向きに考える転居ならと賛成してくれました。
夫婦の決断が間違っていなかったと思える日々を送っています。
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5-1.【最高】絶景の瀬戸内海が心の癒しに
憧れた海が見える家。
慣れない生活で、大変なときもありますが、最高の海をみると、疲れが吹っ飛びます。
ここに来てよかったと、何度も思いました。
景色や気候、人柄、土地柄。
同じ自治体でも、市街地に住むのか田舎に住むのか、場所が違えば生活の満足度は大きく違います。
5-2.【感謝】温暖な土地と優しい限界集落の人々
自宅前から九州がみえる温暖な限界集落。
霜が一度もふらずに、冬を越すこともあります。
急傾斜で、農業をするには不利、不便な土地に、残り続けた人は、勤勉でとても優しい。
土地が人や気質を生み出します。
5-3.【夢実現へ】着々と育つ複業
サラリーマン時代から副業に取り組んで2年。
Webライターやブログを続け、オンラインで稼ぐとともに、地域のおこし協力隊の任期後は、リモートワークで働けるスキルもついてきました。
放置竹林を整備し、タケノコの販売をはじめました。
メンマの商品開発、レモン栽培にも取り組んでいます。
スキルゼロから、行動すれば、人生変えていけることを実感しています。
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6-1.小さく副業をはじめ視野を広げる
暮らしや生活を変えるには、新しい知識を得たり、稼ぐスキルを身につける必要があります。
ポイントは、小さくはじめることです。
私自身も、在職中に、まずオンラインサロンに入り、Twitterアカウント(@fuuchannext)の運用、副業の検討からスタートしました。
それまでは、残業80時間超えのブラック企業での仕事と資格勉強だったので、新しい世界はとても新鮮でした。
数か月後に、オンラインサロンのつながりから、Webライターとして地方メディアに趣味の温泉の記事を書き、はじめて副業で稼ぎました。
なので、「今できる副業」に小さく取り組むことをおすすめします。
今の環境で働きながら行う副業については⇓の記事でまとめてますので、ぜひ参考にしてください。
6-2.パソコン1台クラウドソーシングで稼ぐ
副業のコツは、まず0➡1を達成することです。
頭で考えるだけでなく、実際お金を稼ぎ、継続しやすい在宅でできる仕事をさがすことが大切です。
ネットにつなげは、短時間でもコツコツ仕事ができるパソコンでの副業がおすすめです。
最初は、クラウドソーシングで仕事を探すのが簡単でおすすめです。
【初心者向けクラウドソーシング】
サービス名 | 特徴 |
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クラウドワークス | 業界No.1ユーザー数300万人のオンラインお仕事マッチングサイト。ホームページ制作・デザイナー・ライティング・ロゴ制作・オンライン事務など仕事の種類は200種類以上。単発案件から長期案件まで登録情報に応じて、案件の紹介が豊富。 |
Anycrew | エンジニアやデザイナー、マーケターなどIT系の幅広い職種の案件が掲載。リモートOKの案件や週1回〜できる柔軟な案件が豊富。受発注先の人脈を見える化することで信頼性を担保。 |
Bizseek | 業界内最安といわれる手数料。副業を探している方 、おこづかい稼ぎ、クラウドワークスなどの大手サイトで申し込みしても仕事を獲得できない初心者向けの案件多数。 |
ユーザー数300万人以上・国内最大
初めての副業案件の獲得に
6-3.転職エージェントに登録して可能性を広げる
転職エージェントに登録して、思わぬチャンスを待ってみましょう。
自分自身、登録だけしておいた、転職エージェントから、紹介をいただき、思わぬ形で転職を実現したことがあります。
同じ業界、業種でも想像以上に環境や給与が違うことを実感、家族も喜んでくれました。
【40・50代向けの転職エージェント】
リクルートエージェント | 転職者支援実績No.1を誇る転職エージェント。ほぼすべての業界の求人の取り扱いがある。求人数60万件以上。非公開求人10万件以上。地方案件も競合サイトより充実。 |
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doda | 求人数20万件以上。「転職サイト」と「転職エージェント」両方の要素を備える。求人検索から面接、年収交渉までの転職サポートを受けられる。幅広い業種、職種をカバー。 |
コロナ禍や早期退職制度の拡大などで、人材の流動性がこれまで以上に高まっています。
この大手2社は、今すぐ登録だけでもしておきましょう。
登録はいずれも無料。チャンスが広がります。
非公開求人10万件・地方転職に強い
あなたにぴったりの求人がみつかる
退職しづらい場合は代行会社に頼る手段も(20・30代で利用増)
長年勤めた会社を辞めるのは難しく、代わりがいない場合など、退職の意向を言い出せないこともあります。
転職エージェントによる転職は、急なこともあり、上司や会社を説得できず、辞めさせてもらえないこともあります。
そんなときは、退職代行会社に頼る方法があります。
退職代行とは、社員(労働者)に代わり代行会社が退職届を出し、会社との交渉を行うサービスのことです。
依頼した翌日から、出社の必要がなく、有給消化なども含めて交渉してくれるため、20代・30代の若い世代を中心に利用が増えています。
【実績のある退職代行サービス会社】
弁護士法人みやび | 弁護士が対応するため、他業者のようなトラブルがないと評価が高い。残業代・退職金請求、訴訟への対応が可能。電話やLINEで相談、交渉ができる。基本料金55,000円。 |
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退職代行ガーディアン | 運営は一般法人が行い、退職交渉は労働組合組織が担当。一般法人と弁護士の強みを持ち合わせる。労働組合組織のため、会社側に退職交渉が可能。LINEで申し込め回数無制限で対応。料金29,800円(正社員・アルバイト・パート)。 |
【まとめ】準備と健康があれば仕事をやめてもなんとかなる時代
今回は、「仕事を辞めたいけど次がない」と不安を抱える場合の心の持ち方、準備すべきことについて解説しました。
「いつか」といっていたら、いつまでたってもできないのが退職かもしれません。
本記事で紹介したことを一つでも行動に移せば、あなたにとって納得のいく答えが出るときがくるはずです。
何もせず、「次がないかもしれない」と心配するばかりでは、人生は変わりません。
思い立った、今この時に行動に移しましょう。
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