「なぜ物価は上昇するのに、給料は上がらないのか?」
「値上げラッシュで生活が苦しく、どうしたらいいか分からない」
新型コロナウイルスによる景気低迷から、脱却できない状況が続いています。
追い打ちをかけるインボイス制度の開始で、「増税メガネ」と揶揄された岸田首相も、ついに減税対策に乗り出しました。
本記事では、「物価上昇で生活できない」と思う読者の方々に、取り入れていただきたい、収入増、出費減につながる対策を10個紹介します。
ぜひ、最後までお読みください。
目次
なせ値上げラッシュが続くのか?物価高の背景
2022年4月。ロシアがウクライナを侵攻し、戦争状態となったことは、世界経済に大きな影響を与えました。
世界でも主要な原油、天然ガスの産出国であるロシアからの輸出が停滞。
新型コロナウイルスの感染が減り、燃料需要も急増して、価格が跳ね上がる結果となりました。
原料の値上げが、末端の販売価格にも影響。
日本の国際競争力の低下から円の価値が下がり、値上げばかりで拍車がかかる状況です。
給料が上がらないのに、物価高を招く「スタグフレーション」の状況に苦しい思いをしています。今までできてた貯金ができない人も増えています。
BIGLOBEが実施した「2023年夏の生活とお金に関する意識調査」(上表)では、8割以上が生活に不安を感じています。
食費や電気、ガソリン代などへの影響が特に大きくなっています。
【要注意】給料上がらない!資産価値も減少する時代
日本銀行は、長く低金利政策を続けており、20世紀後半のような「銀行に定期預金すればお金が増えていく時代」は過去のものとなりました。
社会保険料の負担増や、所得税などの増税、年金支給額の減少から、「お金のやりくり」に苦労が耐えない人が急増しています。
そして、昨今の物価高騰です。
お金や生活について個人が責任を持って考えなくてはなりません。
国や自治体に期待する考え方では、物価上昇の時代に生きていけないのではないでしょうか。
物価上昇で生活が苦しい人向けの対策を6つ紹介
生活費の見直しに着手している読者も多くいることでしょう。
そこでこの章では、電気代の節約など通常の生活費以外の対策を6つ紹介します。
2-1.副業をする
【筆者が取り組んだ副業】
稼ぎ方 | 方法・プラットホーム |
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体験談 | アンケートモニター |
Webライター・ブログ | クラウドソーシング サイト運営(Wordpress) |
おすすめの商品 | アフィリエイト(ASP)・セルフバック |
相談・愚痴聞き | ココナラ・クラウドワークス |
情報提供 | Dprime |
SNS発信・運用 | Instagram Twittter |
動画編集 | YouTube Tiktok |
物価は上がるのに、給料は上がらないと嘆いていても、状況は変わりません。
今はブログとあわせると、月5万円ほどの副業収入があります。
【在宅・スキルなしからはじめる副業】
Webライター | 企業のWebサイトのコラム、広告の、ECサイトに掲載する商品のPR文などを書く仕事。ただ、説明するだけでなく、SEO(検索で上位に上げる施策)などもふまえて記事を作成する。高単価な仕事をするには、ジャンルの選定や専門性が必要になる。 |
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ブロガー | ブログを書いている人。自身でWordPressなどでサイトを立ち上げ、広告収入で副業や本業とする。ゼロからサイトを立ち上げて、収益を発生させるのに時間がかかり、未来に時間を投資する必要がある。数万円の予算でスタートできるが、AIライティングや副業者の増加から、稼ぐのが難しくなっている。 |
動画クリエイター | 「動画制作に関わる仕事」全般をさす。動画制作の全工程を1人で担当して、動画の完成までに携わる。企業のPR動画やYoutubeやTiktokなどの動画制作が中心。映像のカット編集、テロップ挿入などからスタート。レベルが上がれば、ディレクターなどリモートで企業からの業務委託で働ける。 |
副業を3年経験して感じたことは、「好きか経験値があり、継続できる仕事を選ぶことが大切」ということです。
はじめた当初は、特別なスキルがないと、少額しか稼げないのが一般的です。
ただ、続けることで、スキルが上がり、選択肢も増えて、収入が増えていきます。
当ブログの『毎日500〜1000円コツコツ稼ぐ方法13選』は、人気記事で、在宅で始められる副業を多数紹介しています。
副業にチャレンジして、自分の力で稼ぐ喜びを味わってみませんか。
2-2.複数人・大家族で生活する
「生活が苦しい」という人で多いのが、一人暮らしです。
一人で家賃を支払い、食事は外食や、コンビニ弁当に依存。光熱費、通信費、水道代もすべて自己負担となります。
その点、2人以上で暮せば、負担を減らせます。
総務省の家計調査では、2人暮らしの食費は、単身世帯の約1.7倍です。
家賃の負担も、1.3〜1.5倍程度に収まることが多くなっています。
シェアハウスへの入居や、友人と暮らす選択肢もあります。
2-3.家賃の安い場所に引っ越す
家賃の安い物件を選んで住めば、節約につながります。
賃貸住宅であれば、通常2年ごとの「契約更新」の時期に、引っ越しを検討するのもよいでしょう。
固定費で毎月の大きな割合を占める「家賃」を減らせば、生活費に新しい余裕が生まれます。
「DOOR賃貸」では、全国の賃貸物件の情報や資料請求が可能。
東京圏を除く地方では、築古物件などで、特に家賃が下がる傾向にあります。
長く同じ場所に住む人は、今の新規入居者の家賃と比較して、家主や管理会社に交渉する方法もあります。
生活や実態に合った家賃を支払っているか、一度、住居を見直してみましょう。
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2-4.小遣い稼ぎをする
「勤務する会社に副業禁止規定があったり、まとまった時間がとれなかったりで副業はムリ!」
そんな読者も多いでしょう。
ブラック企業に勤めていた時の僕もそうでした。
ただ今は、スマホでできる副業にならない「小遣い稼ぎ」がたくさんあります。
【副業と判断されにくい小遣い稼ぎの例】
●アンケートモニター
●ポイ活
●ゲームアプリ
●駐車場貸出
●パーソナルデータ提供
●メルカリ販売
●治験ボランティア
●ハンドメイド販売
●イラスト・写真販売
●悩み相談
●兼業農家
●音声配信
副業にならない形で「小遣い稼ぎ」をするには、
【副業とならないための対策】
■年間20万円以下にする
■副業と判断されにくい形で稼ぐ
■会社から許可をもらう
など、準備と対策を考える必要があります。
詳細は『副業にならない!あまり知られていない稼ぎ方10選』にあります。
ぜひお読みください。
2-5.資産運用をする
2019年の金融庁の報告書から話題となった「老後2000万円問題」。
年金を当てにできない時代ともいえます。
そこで、注目されているのが資産運用です。
勉強は、悪徳商法などに勧誘されないオンラインスクールではじめるのが安心です。
【はじめての資産運用スクール】
講座名 | 特徴 |
---|---|
お金の教養講座 | 日本ファイナンシャルアカデミーが運営。年間255講座、71万人以上が受講したお金の学校の定番講座。効率的なおカネの貯め方や、資産運用する上で必ず知っておきたい基本的な「考え方」や、投資信託、株式投資、不動産投資という3つの運用方法を学べる。 |
マネイロ | SBI証券と提携。「3分投資診断」「オンラインマネーセミナー」「オンライン相談」などを通じて、30代〜40代からのユーザーを中心に、お金にまつわる悩みを解決。1回30分程度で学べる短時間のコンテンツが豊富。 |
マネカツ | 資産運用初心者を応援するお金の勉強会。結婚や出産など出費機会が多い女性に特化したセミナーをオンラインでも展開する。女性向けマネーセミナーお客様満足度第1位。 |
「お金の教養講座」は、初心者向けの内容となっており、スマホやweb上の動画視聴なので、誰でも気軽に受講することが可能です。
新聞やメディアにも複数回取り上げられているため、信用度が高く、最もおすすめ。
お金全般の知識だけでなく、株式投資、今話題のNISA、投資信託、定年後の設計など幅広いコースを準備しています。
なかなか学ぶ場所がないお金のことを短期間で、在宅でも教室でも学ぶことが可能。
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2-6.地方移住する
物価の高騰で悩んだら、限界集落などの田舎暮らしも選択肢になるかもしれない。 家賃は1~2万円、取得すれば無料。野菜は家庭菜園、魚は釣り、猪肉などもおすそ分けでもらえる。ミニマム、エシカル、SDGsといった現代を象徴する言葉に沿った暮らしが体現できるのが地方移住。お金を使わないで済む。
ふーちゃん(fuunchanext)
生活が苦しい状況を脱却する方法として、暮らす場所や価値観を見直すことがあげられます。
就職氷河期世代で40代の筆者も都会から田舎移住しています。
収入は減りましたが、心身が満たされる暮らしに夫婦で満足しています。
地方は、給料が安いのも事実ですが、家賃や生活費を抑えることができ、複数の仕事を掛け持ちする複業で、十分やっていけることも分かってきました。
不満やストレスが大きい人、会社員を続けても将来性が見込めない人は「どこで、どういう暮らしをすれば満たされるのか」を考えてみることをおすすめします。
生活費の見直しのコツ3選
この章では、無理なくできる生活費の見直しのコツを3つ紹介します。
3-1.クレジットカード払いをやめデビットカードや現金で支払う
クレジットカードは便利ですが、いくら使ったか分からなくなり、お金をつかいすぎてしまいます。
そこで提案したいのが、デビッドカードや現金での支払いです。
デビッドカードは、預金口座と紐づいた決済用カードのこと。金融機関が発行し、代金が即時に口座から引き落とされます。
夫婦の収入は十分あるのに「お金がたまらない」いう家族は、夫婦別口座の場合が多いことに気づきました。
夫婦別口座だと、ついつい買い物などで、不必要なものまで買ってしまいます。
また、預金金額の共有も怠りがちになり、時間が経ったときに「どうして全然お金がたまってないの?」というパターンに陥りがちです。
家族の預金口座は、なるべく一つにまとめて「共有」して管理しましょう。
3-2.買い物回数を減らす
日々のちょっとした買い物に便利なコンビニ。
ただ、ディスカウントストアやスーパーなどに比べて、割高なため、無駄なお金を使ってしまいがちです。
買い物の回数を減らすことも、無駄買いを防ぎ、生活費の節約につながります。
3-3.スマホを格安SIMに変更する
「生活費が足りない」と嘆く人の中に、大手キャリアを使い、携帯代に毎月7000〜8000円かけている人も多くいます。
携帯ショップに行くだけで、手続きできます。
「お金がなくて忙しい」ではなく、「節約のための時間」はしっかりとるようにしましょう。
【まとめ】値上げばかりで生活できないでなく行動に移そう
昨今の相次ぐ値上げラッシュで困っている人に向け、手軽に新しい収入を確保する方法や、節約のための考え方についてまとめました。
この記事を読んでも、具体的に何をするべきかはっきりしなかった人は、一度、家計の状況について、客観的にみてもらってもいいかもしれません。
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