「フリーランスになりたいけど将来が不安」
「どの副業をやったらいいのか分からない」
ChatgptなどのAIツールの広がりにより、「個人で稼ぐ時代が終わりになる」と心配する人が増えています。
国も企業の副業を促進し、フリーランス人口も急激に増え、「副業に取り組むべきか」を真剣に悩むサラリーマンも増えています。
そこで本記事では、40代で副業に3年取り組んだ経験をもとに、スキルゼロから1人で起業するために必要な考え方や成功例を紹介します。
目次
【結論】個人で稼ぐ時代は終わらない
「これからの日本は不安だ」
そう考える人が大半です。
一生安泰といわれた大企業が早期退職制度を次々と導入し、終身雇用制度は崩壊しました。
組織で働く道を選ぶ人がいる一方で、副業・フリーランスで個人で稼ぐ方法を模索するひとが増えています。
個人でのビジネスは、軌道に乗せるのが難しい反面、軌道にのれば、会社が利益を搾取することがありません。
「月収100万円を超えた」など、サラリーマン時代の何倍もの収入を実現したSNSの書き込みをみつけることは容易です。
男性・女性問わず、個人で稼げる可能性を秘めています。
個人で稼ぐ時代が終わるといわれる理由
競合の増加やAIの普及によるビジネスの変化が要因
それでは、なぜ個人で稼ぐ時代が終わると心配する人が増えているのでしょうか。
収益が激減しているユーチューバーを例にとると、YouTubeに取り組む競合が増え、視聴時間が減っている状況が理解できます。
「ココナラ」などスキルシェアのプラットフォームでも、競合が増えると、単価が下がります。
一方で、InstagramやTiktokなどのSNSは利用者が増えています。
そのため、企業などのSNSアカウントを運用する仕事や、オンラインアシスタント(オンライン事務)、NFTなどのキャラクターを作成するデザインなどの仕事が増えています。
もちろん、OpenAIの「Chatgpt」など人口知能ツールの普及による作業の自動化で、減る仕事もあるでしょう。
仕事それぞれの将来の需要を視野にいれることが大切です。
「個人で稼ぐ」プラス「チームで稼ぐ」がフリーランスの主流に
個人で稼ぐには、時代の先を見据えることも必要です。
移住して、フルタイムのサラリーマンを辞め、副業を続けるなかで、先行者優位のビジネスが多いことも分かってきました。
そのため今は、仮想通貨を活用したNFTの副業に取り組んでいます。
NFTのキャラクター&コミュニティビジネス、⇧の写真のようなDAO(分散型自立組織)、メタバース(仮想空間)の世界に触れるなかで、「新しく個人で稼ぐ人や領域」が拡大しているのを目の当たりにしています。
コミュニティの中のAさんとBさんが、ある日、ビジネスパートナーとなり、新しい仕事が発生しています。
そして、3人4人と増え、チームの仕事も発生したりします。
クラウドソーシング大手・ランサーズの『新・フリーランス実態調査2021-2022年版』では、
日本のフリーランス人口は1577万人と推計されており、6年間で600万人増加しています。
フリーランスは今後も増加すると見込まれており、個人で稼ぐ人は増えるでしょう。
大事なのは、これから「どこで」「誰と」「何をするのか」といった部分です。
個人の稼ぎ方が、大きく変わりつつある激動の時代ともいえます。
スキルなしからの起業の条件と成功例の多い職種とは【40代体験談】
とはいっても未経験だと、「何の副業や起業に取り組むべきか」という大きな課題がのしかかります。
事務職の40代でスキルなしの僕もそうでした。
振り返って整理すると、下記のような条件があげられます。
■少額投資ではじめられる
■個人で始められる
■好きなこと・苦にならないこと
■成功者が多い分野のなるべくニッチなポジショニング
■オンラインでビジネスを展開できる
本業も大事にしながら、リスクの少ない選択肢を取ることが大切です。
これらを踏まえた、1人起業で成功例の高い副業・職種を3つ紹介します。
初めての副業におすすめの職種3選
5-1.Webライター
Webライターの仕事は、1本の記事に対して報酬が支払われます。
週に1〜2本記事を書けば、Webライターの副業で月3~5万円以上は普通に狙えます。
注目されている、OpenAIが開発した人工知能のチャットボット「ChatGPT」を記事構成をつくる参考にでき、ライティングしやすい環境も整ってきました。
【おすすめのWebライティングスクール】
Writing Hacks | 高単価で仕事が取れるライターを目指す講座。動画や添削を含めた指導があり、オンラインで完結。無期限に質問もでき、競合のスクールと比べて値段も安い。一括払い89,800円。 |
あなたのライターキャリア講座 | 編集プロダクションが運営。取材の現場で得たノウハウを詰め込んだカリキュラムや添削指導が好評。セルフコース49,800円。スタンダードコース99,800円。(料金は2023年4月現在) |
自分自身、Webライターをはじめる時に、いろいろ調べてこの2つで迷いましたが、「WritingHacks」に入会しました。
無料動画ではありえない、Webライターのノウハウ。Googleドキュメントをフル活用した丁寧な添削。
グループLINEを使ったライターの募集など、支払った金額以上の価値を得ることができました。
動画学習で高単価ライターをめざす
5-2.SNS運用
SNS運用は、instagram、Tiktok、LineなどのSNSの運用を、企業や店舗、インフルエンサーなどの個人から代行して行う仕事です。
新規投稿の作成や返信、いいねボタンなどのリプライを行います。
スマホ1台で空いた時間や、移動中、仕事後にスキマ時間を活用しやすい副業です。
個人でSNS運用の経験があれば仕事がとれますが、はじめてなら、オンラインスクールなどで勉強後にチャレンジしましょう。
スキルを上げていかないと、仕事の単価が上がりません。
僕も学んでいるWebマーケティングスクール「Withマーケ」では、合計400本以上のWebマーケティング関連の動画があり、SNS運用のノウハウが在宅で学べます。
スキルを身につけて、「SNS運用」で独立する人が増えています。
SNSスキルをつけて副業
5-3.動画編集
動画編集は「動画制作に関わる仕事」全般をいいます。
企業のPR動画やYouTube、TikTokなどの動画制作が中心です。
活字は読まれなくなっていますが、動画は受け身で視聴でき、理解しやすいため、これから、需要の拡大が見込まれています。
まず、スクールで学び、0→1を目指しましょう。
レベルが上がれば、ディレクターなどリモートで企業から業務委託などもめざせます。
【おすすめの動画編集スクール】
Movie Hacks | 高単価で仕事が取れる動画編集者を目指す講座。インフルエンサーから、YouTubeに特化した動画編集技術が学べる。オンラインで買い切り、永久に講座を閲覧でき、質問もカリキュラム内のことであれば無制限にできる。一括払い69,800円。 |
無期限・無制限で動画学習をサポート
0→1の達成はクラウドソーシングやスキルシェアサイトの活用がおすすめ
実は、僕は独学で副業をはじめて、最初は失敗しています。
1年目はほとんど稼げませんでした。
稼ぐのに必要な知識が、無料では手に入らなかったからです。
0→1を達成するには、くり返しますが、有料スクールでスキルをつけた上で、クラウドソーシングにチャレンジするべきです。
【初心者向けクラウドソーシングサイト】
サービス名 | 特徴 |
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クラウドワークス | 業界No.1ユーザー数300万人のオンラインお仕事マッチングサイト。ホームページ制作・デザイナー・ライティング・ロゴ制作・オンライン事務など仕事の種類は200種類以上。単発案件から長期案件まで登録情報に応じて、案件の紹介が豊富。 |
Anycrew | エンジニアやデザイナー、マーケターなどIT系の幅広い職種の案件が掲載。リモートOKの案件や週1回〜できる柔軟な案件が豊富。受発注先の人脈を見える化することで信頼性を担保。 |
Bizseek | 業界内最安といわれる手数料。副業を探している方 、おこづかい稼ぎ、クラウドワークスなどの大手サイトで申し込みしても仕事を獲得できない初心者向けの案件多数。 |
最初は、多くの人が国内最大のクラウドワークスからスタートします。
200種類も仕事があるため、低単価の案件なら、簡単に仕事を確保できます。
あるいは、プラットフォームに履歴書をしっかり記入し、業務委託の案内メールや仕事の打診がくるよう頑張りましょう。
登録数480万人以上・国内最大
手数料が安いBizseekや、IT系職種が得意なAnycrewなど、複数登録して自分と相性良いプラットホームを探すことも大切です。
いずれも登録は無料です。
初めての副業案件の獲得に
【まとめ】個人が発信力をつけて稼ぐ、チームでビジネスが時代の主流
田舎ではすでに「生涯現役」が求められる
今回は、激変するAI環境のなか、「個人で稼ぐ仕事」が残るかを、40代での起業・副業体験をもとにまとめました。
終身雇用の崩壊、年金受給額の減少などから、年齢を重ねたときに、2番目、3番目の仕事をこなし稼ぐことが求められることは明らかです。
人生100年時代の中で、大多数の人が、金額の大小こそあれ、個人で稼ぐのが当然な時代がやってきます。
そのために望まれるのは、個人で発信力を持って商品を売ったり、チームで仕事をしたり、新しいビジネスにチャレンジしていく姿勢です。
「どこで」「何を」「いつ」「どれだけ」稼がないといけないかを、高齢化が進んだ限界集落から日々考えています。