移住前

古民家リフォームを自分でお手伝い【空き家再生を体験した学びを解説】

いのしし君
いのしし君
ふーちゃん(@fuuchannext)。古民家リフォームの手伝いしてきたって本当なん?
ふーちゃん熊
ふーちゃん熊
初心者ながら貴重な体験させてもらったよ。田舎に移住するには家はみんな関わりある大事な話だよね。

移住後は、妻が望む古民家のリフォームや田舎での仕事を検討する必要があります。

今回は、古民家再生のお手伝いをした体験と学んだことをまとめます。

続けてお読みいただくと、空き家再生ビジネスの入門編ぐらいになります。

自分で古民家リフォームは夫婦移住の条件

突然ですが、地方移住のための「必須科目」があります。

将来、古民家をリフォームして住むことです。

それを理由に妻が移住に賛成してくれたからです。

移住を検討すると同時に、妻は『DIYリフォームアドバイザー』の資格取得や講習に通い、今回の古民家再生の手伝いの案件を探してきました。

僕はといえば、幼少の頃からプラモデルも一切作らず、鳥の巣箱の課題も家族に作ってもらう始末で、「ものづくり」と無縁の人生を送ってきました。

ただ、今回はやるしかないのです。

そうでないと、移住を許可されないわけですから…

妻から無言のプレッシャーを感じつつ、古民家再生の手伝いにいくことになりました。

実感できた古民家再生と賃貸ビジネスの可能性

初心者でもできる!5つの有益な可能性

現在までに、塗装やクロスの張替え、天井材の解体を経験しました。

「古民家再生賃貸」を手がける大家さんと「現場」で聞いたなかで得た知見を、下の表にまとめました。

■素人でもリフォームの手伝い可能
■ゼロから勉強して大家業が可能
■移住後の固定収入にできる
■購入して自宅にしたら家賃0円
■競合が増えるも需要は拡大の一途

それぞれ説明すると、
■素人でもリフォームの手伝い可能
➡初日から素人作業でも、問題なくやらせていただき、少しずつ「経験値」をつけています。ワークショップを活用してはじめる方法もあります。

■ゼロから勉強して大家業が可能
➡未経験の独学で副業ではじめながら、はじめる方が多数いらっしゃいます。

■移住後の固定収入にできる
➡大家として1戸でも古民家賃貸していると、固定収入につながります。

■購入して自宅にしたら家賃0円
➡購入代がネックですが、田舎では10万円〜20万円で購入できる話も耳にします。競売で0円で手に入れた話も聞きました。

■競合が増えるも需要は拡大の一途
⇒古民家大家業を新規ではじめたり、既存の業者が古民家に参入するケースも増えていますが、「地方移住」全盛の時代になりつつあるので、需要は拡大中とのことです。

古民家大家を実現するための3つの課題

●住宅の知識を勉強してつける必要がある
●古民家の購入資金と修繕代
●家族でやる時間、忍耐とノウハウ習得の努力

●住宅の知識を勉強してつける必要がある
➡教材はYoutubeや本で独学が可能。不動産投資含めた学習が必要。(参考にした動画:競売大家おかぴチャンネル


●古民家の購入資金と修繕代
屋根・基礎部分などを大工、水回りなどもプロにまかせる必要があり資金がかかる。
●家族でやる時間、忍耐とノウハウ習得の努力
時間と忍耐が必要で断念してしまう人も多い。ワークショップを活用するなど無理なくできる方法を考える必要がある。

古民家大家について検討するため、⇩の本を読みました。

中古物件の不動産投資でブログの情報発信に同時に取り組み有名になった大家さん。

日々の大家業のことを、リアリティとユーモアあふれる文体で書いてあり、楽しく学びました。

それとともに古民家大家への適性もわかる便利な1冊です。

ふーちゃん熊
ふーちゃん熊
古民家大家になった人に聞くと、最初は本を数冊読んで知識をつけていったという人が多いです。

複業で定住を実現するには移住後の収入の柱を複数育てる必要があります。

自ら購入してリフォームするか、リフォームできる賃貸借で住宅を契約することが、移住の「必須条件」なので、根気強く向かい合っていきます。

続いて後半です。

【後半】古民家リフォームは田舎暮らしと切り離せない関係

田舎で古民家再生のノウハウを学ぶ

後半は、田舎に移住して切り離せない、古民家リフォームの体験談と役立った本、田舎の空き家問題などをまとめました。

その後も、続けて古民家リノベーションのボランティアを続け、1戸の作業が終わりました。

行った作業を記します。

■柱・戸・天井板・梁(はり)・浴室などの塗装
■クロス貼り
■天井板を壊す
■庭の樹木の伐採
■窓の養生テープはがし・洗浄
■室内・庭の清掃・荷物出し

高所の作業や汚れ仕事も多く、体力的にきつい日もありましたが、今後も続け、いろいろな技術を身につけたい気持ちです。

田舎暮らしと切り離せない関係だと思えるようになったからです。

進む田舎の空き家の法整備と自治体の空き家バンク・補助金の活用

田舎では、今までの都会への人口流出・高齢化による人口減少などで、空き家の数の増加が社会問題となっています。

ただ近年、社会問題となったことで、法律整備や行政の対策も進んでいます。

国土交通省はDIY型賃貸借契約を推進しています。

自治体では空き家バンクの登録や補助金の活用が増えています。

民間でも古民家再生による賃貸借契約に注目が集まっています。

公営住宅の空室や公務員住宅の縮小による民間利用も増加の一途で、移住者向けに募集されるケースも増えています。

田舎での住宅の確保は、たしかに難しいですが、少しづつですが、環境が整いはじめたといえます。

ただ、移住希望者の需要を満たすには、地域にもよりますが、まだほど遠い状況です。

依然として、荷物で沢山の部屋、仏壇や神棚の問題などで、賃貸利用が進まない現実もあります。

古民家リフォームを通じて実現したい2つのこと

今までの活動を通じて、

●移住を希望者のために古民家再生による住戸の提供に携わりたい
●移住して3年後には、古民家をDIYして、家賃負担ゼロで暮らせる環境をつくる

という目標が芽生えました。

田舎暮らしは、地域や集落によってルールや状況が違うため、田舎で新しいチャレンジをする時は「動きながら考える」ことが大切だと身を持って気づけたことも収穫です。

言ってみれば今は、田舎への「恋愛期間」

夫婦での本やネットの情報を通じて学習し、日々の対話も楽しみながら、準備を進めています。

1年間何冊も本を購入した中では、⇩の書籍が有益です。

知識をつけたり構想に時間がかかるため、早くからイメージをつくるため、幅広く確かな基礎を網羅している一冊です。

住まいのリフォームやトラブル解決は業者にたよる選択肢も

今回は、古民家リフォームの手伝い体験についてまとめました。

築50年以上の空き家に住むと、自分でできる部分と、水回りや屋根など業者に依頼するべき部分が出てきます。

家主含めてトラブルにならないように、「自分でやるか業者」かの見極めが、とても大切です。

「頭に残る困りごとを、安く手軽に解決したい」と思う気持ちは皆同じです。

安く良い業者をみつけるには「くらしのマーケット」が便利

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「くらしのマーケット」は、家庭で発生するあらゆる困りごとを解決する専門業者を紹介するプラットフォームです。

くらしのマーケットのサービス

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あらゆる自宅の困りごとを「助っ人」をスマートフォンやパソコンで探せます。

全国の約5万件もの登録があり、個人事業主が作業に伺います。

【くらしのマーケットのメリット・デメリット】

■「企業の取り分」がないので料金が安い
■ 事前にネットで料金や評判が分かる
■ スマホで業者の検索や評価をみて選べる
■ 最大10万円の保証がある
■ 大手ほどの安心感がない

私も近所の個人事業主にお世話になりましたが、

■地元業者がみつからなかった時
■地元業者が1社しか見つからなかったときの相見積もり先
■地元の人づてだと断りづらいから自分で探したい

時に非常に便利です。

人手で行うサービスの内容には料金に意外な差があります。

必ず「相見積もり」をとるべきです。

そこで、地元の町以外の近隣の市町村の業者を探すためにも、ブックマークして、「くらしのマーケット」を活用しています。

「常日ごろ頭をくすぶる家のもどかしさ」が解決できるかもしれません。

【まとめ】一つずつ行動・解決することが移住の実現につながる

今回は、古民家リフォーム現場での体験や、古民家大家業について紹介しました。

移住準備から実現には、移住地の選定や移住後の仕事の検討など、1~3年程度かけるのが一般的です。

今すぐできることから、コツコツ一つずつ、取り組んでみましょう。

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