移住前

田舎暮らしする移住者に会って相談するまでに準備すべきこと

8か月かけてようやく山口県周防大島で田舎暮らしする移住者に対面

チャンスは突然やってくるものなんだと思います。

2020年5月にオンラインサロンに加入後、全国各地の「移住の先輩方」とビデオ会話やテキストのやり取りで交流を持ちながら、移住のイメージを作って行く生活を続けていました。

ですが、移住を希望する周防大島で、移住者に直接会えない状況が続きます。

島在住の興味を持った方へは、SNSでつながりは作っていました。

コロナ禍の中、コロナとほぼ無縁な離島の方に「お会いさせてください」
とは言えない状況が続いていました。

それを、妻が打開してくれました。

2020年9月に参加した「DIYリフォームアドバイザー」の講習時の人脈で、
移住者との縁をたぐり寄せてくれます。

12月にお会いしたのは6年前に島に移住したTさん。

移住後は主に農業と年金で生計を立てています。

イベントをしたり、知人を宿泊させたいと自宅とは別に購入した、築100年以上の古民家で「フルコース」の1日がスタートしました。

プロジェクターで山口の田舎暮らしの「現実」をプレゼン

山口県 移住 周防大島地図
さっそく登場したのは、2メートル四方のスクリーンとプロジェクターです。

「プレゼンしますね」と慣れた手つきでMacbookを動かしはじめます。

見た目の肌つやの若さ、言動のスピード、とても60代半ばとは思えません…
(僕は完全に負けてます)。

会社勤め時代は営業マンとして「プレゼン」をよくされたそうで納得。

とは言っても、わざわざ僕たち夫婦だけのために、アレンジしてスライド作成していただいた「誠意」に感謝の気持ちでいっぱいです。

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周防大島の棚田や有機栽培農地を見学

続いて、島内で7か所、90アール(1アール=10×10メートル)のほ場で行っている「自ら開墾した棚田米」「かんきつ」「野菜」の有機栽培の概要を、スライドをもとに説明していただきました。

かんきつを中心に取り組んでいるJAS認証では、その希少性と収益の取れる販路を確保する難しさを説明される姿が印象に残りました。

続いて、スライドは「おすすめの移住者の紹介コーナー」です。

「正直、いろんな移住者がいて、信頼できる人しか紹介できないですが…」
とさらり。

3名ご紹介いただき、次回島に行った時に、お会いさせてもらうことにしました。

昼食は、Tさんが決めてくれていた有機野菜レストランに。

偶然なのですが、妻が行きたいと言っていた、最近移住者が橘町安下庄にオープンさせた
有機野菜カフェ「valo」でした。

これにも勝手に「縁」を感じてしまいます。

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かわいい10皿どれも、野菜がメインでとても美味しかったです。

ジビエ料理に飢えていたので「イノシシのロースト」の旨みと味ののりが最高でした。

店主とインスタでつながっていた妻は、移住の相談までのってもらってました。
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その後、Tさんが竹林となっていた場所を数年かけて切り開いた棚田と、新しく取り組んでいる有機レモン栽培のほ場を見学。

「棚田で石組みのワークショップをやりたい」「有機レモンでリキュールをつくって、マイbarで提供したい」と目標を語る姿は、ただただあこがれの視線へと変わっていきました。

周防大島の名所嵩山(だけさん)からの瀬戸内海の眺めが最高!!

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最後は、島の名所「嵩山(だけさん)」へ。

標高600メートルから見渡す、周防大島と連なる島々は、360度見渡す限り、見事に島が連なり、穏やかな海が心を癒やしてくれる瀬戸内ならではの魅力をみせてくれました。

Tさんは「外国人観光客」のガイドもされており、頂上より海の表情が分かる隠れスポットにも連れてっていただき、「これが無料で良いのか」と素直に思いました。

Tさんの言葉で特に印象に残ったのは、「いつか引退する時が来る。その時に、この畑を引き継いでくれる人が見つかるといいが…」の一言です。

僕が農家として引き継げるわけではありませんが、小さくてもいつかTさんに「恩返ししたい」と思いました。

田舎暮らしする移住者にお会いするまでの反省点

この日はいいことづくめでしたが、反省も2つありました。

「移住者にお会いさせていただく」準備が十分に出来ていなかったことです。

一つは、Tさんのことをもっと調べていれば、より盛り上がるやり取りが出来ていたかなということです。

僕がしたのはSNSの発信を調べただけでした。

後日Google検索してみると、Tさんを取り上げたが記事が数点みつかりました。

島や田舎暮らしのことも時間をみつけて調べていましたが、移住者の方に、入り込むように聞くまでの知識はありませんでした。

もう一つは、十分なおみやげを準備できなかったことです。

お菓子を少し準備したのですが、Tさんからは、スライドを使った紹介、半日、車で移動しながら、観光地を案内してもらったり、お土産に貴重な棚田のお米を5キロと有機栽培レモンをお土産にいただきました。

お米は、かんだ時の食味が十分にあるのが特徴で、開墾された苦労とTさんを思い浮かべながら、日々美味しくいただいています。

山口県周防大島で移住者に直接相談したときの想い

移住したいけど、仕事や家はどうする…

離島に移住したいけど、ハローワークやHPの求人みたけど数も少ないし、思ったような求人がまったくなかった。

020年の夏に、夫婦で周防大島へ移住したいという方向性が出ました。

その時からずっと頭をかすめていたのが、仕事のことです。

移住先で「即戦力」になる資格もないし、10年やってきたマンション管理の仕事は島にはありません。

島には、オモテに出てない求人でも「潜在的な求人」が十分あると、オンラインサロンでは聞いていました。

ただ、そういった仕事で生活していけるのか?

それを払拭してくれたのが、Tさんとのの移住相談でした。

田舎では複業で生計を立てる割合が高いのが現実

翌月に1泊2日で、移住者Tさんのはからいで、3組の6名の移住夫婦にお会いすることに。

3組3様の移住生活ですが、6名とも俗に言う「サラリーマン」週40時間のフルタイムといった働き方をしている人はいませんでした。

農業や飲食店、現場作業の仕事に民泊受け入れなどを組み合わせる「複業」のスタイルです。

もしくは専業だけど、薪や井戸やセルフリノベ(DIY)、家庭菜園で家賃をはじめとする生活コストが街よりずいぶんかかっていません。

自然農法を実践するFさんは「僕もサラリーマンだったけど、時間を切り売りする生活に疑問を持ったところが、今の生活の出発点だったよ」と語りかけてくれました。

農作物や魚はすべて自給、肉は狩猟をする人と物々交換、塩などの調味料まで自作。

独学で学びながら実践する姿に刺激をもらいました。

「田舎に住めば良い、住めばなんとかなる」ではなくて「夫婦でどんな暮らしがしたいのか」「何を一番成し遂げたいのか(優先順位)」を整理することが必要だと身を持って感じます。

そして、苦労話や島の生活・経済事情がリアルに耳に入ってくる中で、「自分がやりたい(できる)仕事」がみえてくると思える最近です。

自宅からオンライン移住相談がおすすめ

コロナ禍なので、移住希望先に行って相談できない状況の方は、自宅からオンラインの移住相談がオススメです。

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